ここ半年くらい家の近所の電柱や壁に迷い猫の張り紙をよく見かける。数年前に一度だけ迷い猫を確保し、警察に届け出て飼い主の手元に返った（帰った）事があった。同じように見つけられたら見つけたいものだがなかなかそうはいかない、飼い主は心配しているだろう。そんな事を考えていたら、立川に猫返し神社なるところがあると知って、願掛け半分物見遊山半分で行ってみる事にした。
立川駅からモノレールに乗り換え、砂川七番という駅で降りてぶらぶら歩く。知らない街を歩くのは楽しいが、ちと交通量が多い道だったのが残念。脇に入ってもよかったが今回は神社に行くのが目的なので迷わないように最短距離で行く。猫返し神社は正確には阿豆佐味天神社・立川水天宮の境内社の蚕影神社の事を指す。それ自体はさほど大きくなく片隅にポツンとあるけれど、ぎっしりかけられた絵馬には「××、帰りを待っているよ」という願いばかりが書かれていた、「○○と結婚できますように」という願いが書かれた絵馬もあったが。
我が家の猫は家にいて絵馬をかけるのは筋違いに思えたので「迷った猫が帰っていきますように」とお参りだけをし、ペットのお守りを買う。バスで昭和記念公園の入り口まで出て、公園の無料部分だけを散歩し落ち葉やススキを満喫。立川の新街区GREEN SPRINGSをぶらついてからオリオン書房を覗いて帰路に。帰ったら猫らが出迎えてくれた。こいつらがいなくなるのは嫌だなぁ。
