不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

一一月二一日、NHK

 家にいる時間が増えた影響かコーヒー豆の消費量が昨年に比べて格段に増えて、先月頭くらいに買ったのが年末までもつだろうと思ったらもう心許なくなったので急遽買いに行く。年内にもう一度くらい買うだろう。感染者増加中の連休、新幹線や高速道路は混雑しているそうで、GO TOなんちゃらが今後どう影響するのか。トラベルの方は少し前からやっていたのだからこれが直接的な原因ではない気もする、二週間前から増加傾向でその二週間前に何があったかというと某アニメ映画の公開だったという指摘を見たがはっきりと原因が判明するものだろうか。俺が行ったThe Yellow Monkeyの東京ドームライブからは感染者は発生しなかった、これは音楽エンターテインメント業界の一筋の光であろうし関わった人たちは誇りにすべきだ。いずれにしろ、幸か不幸か、またいいかどうかはわからないが、俺個人はマスクをする以外で生活はほとんど変わっていないので、これを続けるしかない。

 早めの夕飯をとってから帰宅し、Amazon prime videoの『ハンニバル』一話と、Netflixの『ブレイキング・バッド』一話を見る。喰わず嫌い(というわけでもないのだが)の海外ドラマをちょっと年末年始にかけて見てみようかと考えて、今日はそのお試し。どちらもそこそこおもしろい、『ハンニバル』は以前DVDレンタルで少しだけ見たけれど全く覚えていなかった。二十一時からNHK三島由紀夫のドキュメンタリーを見る、同じくNHKで放映されただいぶ前の三島のドキュメンタリーを最近YouTubeで見ておもしろかったんだけど、今回のは薄すぎる、というかつまらん。青年論というテーマがから回ってる感あり、他の作家にない三島特有の若者への視点があるようには思えなかった。番組全体としても演出がくどくていらないし、証言をもっと聞きたかった。あのダンサーを前面に出すならもっと軸にすればいいのに。と消化不良でいたが、その後でEテレで放映された京極夏彦×佐野史郎の対談番組がかなりおもしろい。説明演出は最小限で二人の話をたっぷりと聞いている、三島番組もこういうふうにしてほしかった。この二人が話していると、京極夏彦が偏執狂でありながらどこか常識人的なところを持っており、佐野史郎が常識人に見えてねじれまくっているのかがよくわかった。