不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

紫の謎

 何かを長年使い続けていてもそれに関して初めて知る事実というものは往々にしてある事で、最近ではリステリンがそれであった。ご存じのようにリステリンは何種類かあるが黄緑色を基調としてそれぞれ特徴があって、俺は紫色のものが最強だと思っていた、何せ「トータルケア」と銘打たれているのだ、トータルでケアしてくれるのだからお得だ、と。ところがちょっと前にTwitterである人と会話をしてこの理解が間違いである事を知った。黄緑色は洗口液であり、紫色は液体歯磨き、口内炎に効くのは前者なのだと。これまでの俺の紫色でのうがいはなんだったのか、全く効かないわけではなかろうが少なくとも黄緑色よりは効かない。勇んで買った紫色のボトル(二本もある)が佇んでいる横に、新しく買った黄緑色ボトルを置いた、これどうしようかなと悩んでいた、そんな折、歯磨き粉がなくなったので試しにと紫色を使ってみた。なになに、キャップ半分を口にいれてブラッシングしろとな。その通りやってみたのだが、奥歯は口を閉めていればいいので問題ないが、前歯はどうしたって口が開いてそこから液体歯磨きがダーっと出てしまう、これはどうしたらいいのだ、これでいいのか、もっと少なめに入れればいいのか、何が正解なのだ、ちゃんと磨けているのかもわからない。新たな事実は新たな謎を呼んだ。