不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

全部最初のガス会社の人が悪い

 いまの家は引っ越した時から給湯器がおかしい、雨が降るとお湯が出なくなるのだ。正確に言うと一瞬水から湯になるんだけど、湯を出し続ける事ができない、少し出したらブーっとかいって諦めてしまう。何度かトライ&エラーを繰り返しているうちに安定して湯が出るようになるのだが、雨や風が強い時は時間がかかりすぎてうんざりする事がある。もちろん引っ越してすぐにガス会社に連絡して見てもらったが、「あー、これは直せないですねー、無理ですねー」とあっさり言われ、古い型なので仕方ないのかなと使い続けていた。うまい具合にやれば湯は出るしなとごまかしながらやってきたのだが、老朽化が進んだ上にこの長梅雨で、雨の時は風呂を諦めるくらいになってきたので、これはもうあかん、何とかしてもらおう、金がかかるなら自費でやろうと、まずは管理会社にその旨を連絡したら「そんな状態になってたの? 早く言ってよー」と無償での修理を快諾してくれて、次にガス会社に改めて聞いてみたら「修理すれば何とかなりますね」と言われ、おい最初の「無理ですね」は何だったんだ、アイツを出せと言いたくなったがまぁ我慢した。そして先日修理をして、わりとガッツリ雨が降っている本日、実力を見せてもらおうかと風呂沸かしボタンを押したらエラーになる事なく無事に沸いた。これまでの時間は何だったのだろう、あの時間はもう二度と戻ってこない、風呂がわかなくてイライラしていたけれどあれもまた楽しい時間だったわけはなくてあんなに無駄な時間はそんなにはない、虚しい時は過ぎ去り温かな湯だけが残った。