不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

五月二七日、減っている

 通勤電車の中で「今日は在宅です」という後輩のメールを受信。そうかと会社に行くと、部内の同僚から「本日在宅勤務にします」と連絡が入る。そうかそうかと一人で方々からの諸々の対応に追われていると上司から「今日は家で作業する」と電話が来る、そうですかそうですか、誰が来るんだよ(昼過ぎに別の同僚が一人来た)。別にみんな会社に来る必要はないのだが、というか在宅勤務をこれからも推し進めてくれるのならそれに越した事はないのだけれど。他の部署を見ても在宅勤務の人が多く、昼飯を食いに街に出ても月火に比べて人が少ない。月曜に会社に出て仕事をして、溢れたものをさらに火曜にやり、今日水曜は在宅という人が多いのかな。俺もそうすればよかったかと思うも、誰かは会社に出た方がよかろうて、そしてそれに気づいたのなら俺が出るのは仕方ないかなと考えてしまった。貧乏くじでも誰かがやらないといけないのならその誰かになるのは別にいい、気づいたのなら気にしたままスルーするより面倒でもやってしまおうと決めている、その方が俺の性格としては後まで引きずらない、心配性で気にするタイプだから。

 夕方少し早めに会社を出る。帰りの電車は月火ほどではないが以前よりは人が多いといったところ。夕飯の洗い物でお湯を使うだけで暑く感じるようになってきた、入浴後は言わずもがな。一、二日に一度のペースでNetflixマイケル・ジョーダン:ラストダンス』を見ている。中高時代、『スラムダンク』連載時だったとはいえ、あのバスケ人気、ジョーダン人気はすごかったと記憶している。ネットもない時代に、いやない時代だからこそ夢中になったのかも。俺もバスケ部に入りたかったのに何故かラグビー部に入ってしまった。あれはあれで楽しかったし、自分にいい変化が起きたので悪くないのだが、バスケ部に入っていた自分をふと想像してしまう。『ラストダンス』を見る前、Youtubeで亡くなったコービー・ブライアントの追悼スピーチ映像をたまたま見つけて、俺はコービーの事はそれほど知らないのだが現在のジョーダンがどんな姿形なのか気になって見てみた、そういう意味ではコービーとそのファンには悪い見方なのだが、ジョーダンの涙にまみれながらも笑いありのスピーチは感動的で、この人が好きだった事を思い出した。年取ったからだろうけど、ちょっとジョーダン、顔パッツンパッツンじゃない?


マイケルジョーダン スピーチ コービー追悼式 2020年2月24日