不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

五月二三日、バーミヤン、アメリカン・サイコ、体験

 バーミヤンへ行く。いつ以来だろう、高校の時は寮の近所にあったので悪友とつるんでよく行っていた。ドリンクバーがなかったので長居はあまりせず夕飯のみで、長居するならもう少し離れたところにあるドリンクバーのあるジョイフルへ行っていた。ドリンクバーの無料クーポンがあったのでそれだけで何時間も長居して、悪いなぁと思いつつ会計をすると何故かまた無料ドリンクバークーポンをくれた。愛用していたが高校卒業する頃に潰れた、当然だ。今日行ったバーミヤンにはドリンクバーがあって、ティーバッグとはいえ中国茶もポットで飲み放題なのが嬉しい。家ではなく外で作業をしたかったのでわざわざ来たのだ、混んでいたらやめるつもりだったがガラガラだったのでゴー、二時間ほど過ごす。

 本屋などに寄りつつ帰宅。本を読んでいたらいつの間にか寝る、寝てばかりいる。夕飯はベーコンとしめじのペペロンチーノとキャベツサラダ。食後にカフェラテを飲みながら、Netflixで『アメリカン・サイコ』。公開時に恵比寿ガーデンシネマで見たのだが、名刺に衝撃を受けるシーンと3P中に主人公が鏡で自分ばかりを見るシーンしか覚えていなかった、正直ここで爆笑した。通して見ると意外と悪くない映画だ、バカみたいとも思うけれど。後のバットマンとジョーカーが出ているのがわかっておもしろい。振り返って見たら、今年映画館で見た本数はまだ11本で年末に今年のベストテンなんて選べるだろうか(俺は最近やっていないけど)。

 こういう事態になってからRadioheadYoutubeで過去のライブ映像を毎週フルセットで配信していて俺も楽しんでいるんだけど、先々週は2016年のサマーソニックで、TwitterのTLでよく言及されていた。それはやはり「自分の国で行われたライブ」だからだろう。海外ミュージシャンの来日ライブとはそういうイベントであり体験であって、現在それが軒並みなくなっていてどれだけ哀しく寂しい事なのかと思うし、ライブだけでなく映画だってファミレス行く事だって、何だってそうなのだ。体験の喪失、日常の喪失、代わりにしなくてもいいような体験をしている。