不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派戦争映画日記

 午前3時過ぎに家に着いて寝たのは4時前で、起きたのは10時半、もう少し寝るつもりが仕事の連絡があったので対応しそのまま起きる。身体はだるいが徹夜時ほどでなし。カフェラテ飲んで、しばしぼんやりしてから外出。つけ麺を喰ってから、『1917 命をかけた伝令』を見る。そこが一番の売りなのだから言うても仕方ない点ではあるのだけれど、長回し(not ワンカット)の事を知らずに見たかったなというのが鑑賞直後の率直な感想。ついどう撮っているのかなと裏側が気になってしまうし、それぞれ見応えはあるけど中盤では飽きて眠くなってしまった。もちろん、A地点からB地点へ行くだけで命がけである緊迫感を長回しで作り上げ、それによって主人公と観客の情動をリンクさせているのはよくわかるし、功を奏していたとも思うがそこ以外はわりあいあっさりしていた。撮影を見る映画。

 いささか消化不良だったので、一時間後に上映されるジョジョ・ラビット』にも飛び込んでしまう。靴紐、というよりも自分の靴元にすら気づかない少年が誰かの靴元に気づくようになる、様々な感情と共に、という成長物語を、こういうテーマで、こういう素材で、しかしかわいくと言ってもいい映画に仕立てるのだからたいしたものだ。ヨーキーをもっと出して。若干の食い足りなさはあるし、ここはどうなってんだという疑問もいくつかあるけれど、あくまで空想混じりの少年の目線なのだと思えば、まぁこんなもんかなとも。テンポのよさや細部への目配せなど軽妙でした。それにしてもスカーレット・ヨハンソンは演技うまい。

 二本でようやく満足したが疲れてしまった。