不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

「おいしい牛乳」を俺は買わない

 コンビニで牛乳を買う時、そのコンビニのプライベートブランドではなく他のメーカーの牛乳を買うようにしていた、良くも悪くも様々な品物がコンビニに飲み込まれていく中で頑張っているような気がしていたからだ、プライベートブランドだって中身は他のメーカーが作っている事もあるそうだが。たいがい置いてあるのは明治の「おいしい牛乳」である事が多く、必然的にそれを買う機会も多かったのだが、先のリニューアルから買わなくなった、買う事をやめた。

 プラスチックの蓋がつくようになった、値段据え置きで量が減った、実質的な値上げだ、実はこれは別にいい、仕方ないのだろう。だが明治の広報は「値上げという認識はない」、そして「牛乳の使用量が減っていて、1000mlを飲みきれない人が増えた」と続けた、つまり「飲みきれるように900mlにした」と言うのだ。牛乳を飲む人が減っている、きっとそうなのだろう、だからといって、たった100mlを減らす事でそれが解消されるのか、1000mlは無理だけど900mlならいけると言う人が本当に大勢いるのか、1000mlを750mlにするというならまだわかる、それで値段をこっそり上げる方がまだ誤魔化せたのではないかと余計な事すら思った。

 いろいろなお菓子がこっそりと容量を減らしている事は知っている、残念だ、不況が全て悪い、ならばそう言えばいい、値上げですと。なんだこの言い訳は。俺にしては珍しく怒った、以来買わなくなった、逆にプライベートブラントのものを買うようになった。今日牛乳がほしくてコンビニに行くと台風の影響だろうか品物が少なく、牛乳コーナーも品薄で大きなサイズの牛乳は「おいしい牛乳」しかなかった。小さいサイズのブライベートブランドの牛乳を二つ買って帰った。