不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

テレビとメシ

 本日19時30分からThe Yellow Monkeyの結成30周年ドームツアー決定記念30分30円ライブがYouTubeで生配信されるというので早めに帰るつもりがうっかり遅くなってしまい帰宅して席に着いて画面を開いたのは開始一分前だった。場所は渋谷Lamamaでここで活動していた時の曲でセットリストを組んだだろうと予想したらその通りでラストは予想期待通りの“Welcome to my doghouse“でツアーの最中なのもあってか出来上がった熟練のライブパフォーマンスで大満足であった。

 見ながら夕飯をとったわけだがテレビを見ながらメシを喰うという事は久しくやっていない。ガキの頃に家族で食事する時はテレビをつけなかった。行儀が悪いのか目の前の食事に集中する事が食べ物や作った人への礼儀だと思ったのか両方なのかどちらも違うのか理由は知らないままだ。一人暮らしになっても食事時にテレビをつける事は少なくて今はそもそもつける事がほとんどないのでやはりつけない。この件は父が特にうるさかったように覚えているがその父は離れて暮らしている間にテレビをつけっぱなしにするようになったし食事の行儀も悪くなった。注意したらキレられた事があるのでもう何も言わない事にした。嫌悪感を催すほどではないし恥をかくのは彼の方だし気にしていないのなら俺はもう知らない。

 父とは仲がそれほどよろしくなくかといって険悪でもなく離れていればいいけれど長く接しているとイラついてくる。その微妙な距離は離れて暮らしているその距離のままでいまは保たれている。この距離がどこかで崩れるのだろうと思うがその時は自分がどう対応するのかわからない。その時になってみるまでわからない。たぶん父はいろいろ脳内補完をして俺との関係をいいように勝手に改竄していると思うが昔は嫌だったがいまではそれならそれでいいやと思うようになったのは俺が歳を喰ったからだろう。許す許さないという話ではなく許さない部分はまだあるのだけれどあんたの人生好きにしてくれ俺も好きにするからという感じだ。それでいいではないか。面と向かって間違った事を言ったら訂正はするけれど。