不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派今夜もゴジラ日記

 映画を見ると本が読めないし、本を読むと映画が見られない、音楽は本を読みながら聞けるが集中はできない、美術展なんぞに行けばそれ以外何もできない。どれもこれもできている人はどんな時間の使い方をしているのか、どんな体力を持っているのか。いまは本を読みたいのもあって映画の本数が激減している事は前に書いたが、本数が減ると大作や話題作くらいしか見られず、地味な小品を逃す事が増える、だがそういう作品にこそ、これはと光る作品があるので惜しい。結局は映画だろうが本だろうが、質か量かではなく、質も量も、なのだろう。

 今日、友人に誘われた『ガルヴェストン』は、まさにそういう作品だった。監督がメラニー・ロラン、主演がベン・フォスターエル・ファニングという事しか知らなかったのだが、これはすばらしい、いささかタイトに刈り込み過ぎたきらいはあるものの、傑作だと言ってしまいたい一品。いまのモードだと確実に見逃していただろう、友人に感謝、本数は少ないけど現時点の今年ベスト。

 ほくほくしながら帰宅。夕飯食ってから、チャイと共に、Amazon prime videoで今夜は『シン・ゴジラ』、DVDを持っているが出すのが面倒だったので配信で。つくづく会議、お仕事映画であり、おもしろい、同じ怪獣映画でもこうもテイストが変わるものなのか。入浴。日記書き。読書。寝る。風邪ひいてだるい。