カミさんプレゼンツ「東京(または近郊)を散歩する」プロジェクト第五弾である、名付けたのは今回が初めてだし、言うほどの名前でもないのだが。「愛知県の豊川稲荷に行きたいが遠いので、東京にある豊川稲荷東京別院に行きたい」との事で、赤坂周辺となった。赤坂といえば希須林担々麺屋があるので昼飯はそこで排骨担々麺を喰らい、ぶらぶらと歩いて豊川稲荷へ。ここから写真を何枚か。
まだまだ咲いている。
筋肉質のお狐様
ズラリ。
カミさんが引いたおみくじは「小吉」で、それに書かれていた人物がいかにも小吉と言えるような人物であった。小一時間で散策を終え、向かいの虎屋へ。
たぶん20年近く前に一度だけ虎屋の本店に来て、喫茶に入った事がある。もちろん建て替え前だ。わりと辺鄙なところだった記憶があるが、今回行ってみたらそうでもなかった。三階が喫茶で、悠然とした雰囲気。ここ限定の虎模様の羊羹。
まだ木の香りがする、贅沢な空間。せっかくだからと羊羹を一本買う。
赤坂御用地沿いを歩いて、迎賓館赤坂離宮へ。中に入る事ができるなんて知らなかったし、そもそも入りたいとも思った事はなかったのだが、行ってみると予想以上におもしろい。建物内は撮影禁止だったので写真はないが、「日本で唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物」、明治ならでは和洋折衷でそこかしこにそれ以降だったらないデザインがされている。軍的要素が強いと言えばいいのか。
一例がこの写真で、これは正面だが上の方に鎧姿の武将がいる。もしゲームだったらあの二体が動きだして、ボス前の厄介な敵キャラになるのではないか。
前庭は開けていて、いくつか店が出ており、椅子もあるのでブラッドオレンジジュースとアップルジュースで一休みしてから敷地を出る。
四ツ谷駅まで行って、電車で帰る途中、そういえば地元でよさげなクレープ屋を見つけたのを思い出して、行く。羊羹にクレープなんぞを喰っていたら夕飯は軽めにせねばと思い、京樽で寿司を買って帰宅。あとはひたすらのんびり。
よき散歩休日。次はどこを歩こう。