不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

さんぱっつぁん

 九月に風邪をひいて熱で寝込んでいる時に、誕生日日記でこの事に触れて健康大事とか書くんだろうなとまだ一ヵ月も先のこの日記の事を考えていたのだが、その直後にカミさんが難病で倒れて入院し、それどころではない日々を過ごしているうちに自分の誕生日なんぞを忘れてしまい、昨日くらいにそういえば誕生日だったと思いだして今日を迎えた、本日で38歳である。しかし思うところは変わっていなくて、アントニオ猪木の決めゼリフに「元気があれば何でもできる」があるけれど、あれは正確に言うと「元気がないと何にもできない」で、健康の大事さをしみじみと感じている昨今。歳を喰うにしたがってあちこちにガタが来るのは仕方ないにしても、メンテナンスをしながらうまいこと乗りこなしていきたい、この身体。
 といったように、どうにも直近で起きた出来事に引っ張られているような日記になってしまったが、まぁいつも通りといえばいつも通りで、しかしいつも通りやってきたらあまりよろしくない事が起きたりしたのだから、変える事も考えねばならない、むしろ変えなければならないとは思っている。と同時に、肉体に引っ張られるように精神や思考もちょっとずつ変化している気がして、それがどこへ行くか、方向を何となく定めて漂っていくつもりです。いつも書くこの一文の姿勢は変わらぬままで。


 漂えど沈まず、和して同ぜず、一灯掲げて暗夜行く。


 俺と彼方に、愛と息災と幸運を。健康第一。