あずまきよひこ『よつばと!』14巻(アスキー・メディアワークス)が出たが、正直もう読まなくていい気がしていたんだけど一応買って読んでみたら、驚いた事に14巻にしてこれまでで一番おもしろかった。まずそれよりも俺が記憶していたのは12巻のラストシーンで「これが最終回でもいいんでないかな」と思った事で、となると13巻はどうした、買っていないんだっけとまだ開けていない段ボールを開けたらあっさり見つかり、再読したらちゃんと読んでいたらしく覚えていた。そうだ、ばーちゃんが出てきたんだ。そして13巻の時点で、14巻を予期できるようなおもしろさがあった。
一時期、よつばとその周りに若干のイラつきを持っていて、その一方で《それ(イラつき)はあずまきよひこがわざとやっているのだろうか。つまりこれが成長という事で、よつばの自我の芽生えがこちらにそう感じさせているのだろうか。そんな事を漫画で描けるのだろうか》*1とも考えて感想に書いていたんだけど、もしかしてこの続く2巻におけるおもしろさというものは、よつばの成長という事なのではないかと改めて驚いているし、ゆっくりでもいいや、読んでいこうと決めた。
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/04/28
- メディア: コミック
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