森本あんり『宗教国家アメリカのふしぎな論理』(NHK出版新書)。『反知性主義』(読んだけど、ここに感想書いてないな)の著者による、アメリカの奇妙な宗教観(というか、変節したキリスト教)からなる「富と成功」の福音主義と反知性主義など、アメリカの過去と現在を分析。ちと固いけど、わかりやすい。まぁタイトルにある通り、不思議っちゃ不思議なんだけど、では不思議ではない、「普通」の国というのがあるのかといえば、そんな国は存在しないんだよな、とも思った。どの国にもその国の文化や伝統、論理があるのだ。本書からは外れる感想だけれど。
シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 宗教国家アメリカのふしぎな論理 (NHK出版新書 535)
- 作者: 森本あんり
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2017/11/08
- メディア: 新書
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- 作者: 中島義道
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/11/10
- メディア: 新書
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