不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

打つべし

 会社のPCキーボードを買い替えた。自腹で。これまでは会社から支給されたものを使っていて、別段問題も不満もなかったのだが、先日ちょっと腱鞘炎になった時に、ふと「キーボードを替えてみよう」と思い立ったのだ。文字を打つ事が多い仕事なので、道具を合ったものにするのは当然といえば当然だ。
 とりあえずヨドバシカメラに行き、キーボードコーナーを覗く。二〜三千円のものではあまり変わりはなさそうだけど、いきなり一万円超えのものを買う度胸もない。ここは五千〜九千円のものにしようと狙いを定めて、いろいろと試してみる。試してみるのだが、立ちながらのキータッチと、座ってのキータッチではちょっと違うし、かといって中腰になれば分かるというものでもない。俺に合っているのはどれなんだ。
 唸りながら悩んでいたら、ちょうど出たばかりで、「メディカルキーボード(というらしい)入門に最適」という宣伝文句が書かれていたので、ものの見事にそれに乗っかる事にする。買ったのは下のもの。割引もあって9000円。
 使い始めて一週間ほどで、さすがにまだ手になじんでおらず違和感もあるのだが、キーを打つ感触がよくて、つい何か書きたくなるから、きっと買ってよかったのだろう。しかし、こういうのに慣れてしまったら、元に戻れなくなってしまうんじゃないか、贅沢を知ったらそれだけハードルが上がってしまうのと同じで。
 という不安を、家のノートPCのキーボードで打っているけど、まぁ特に問題はない。これはこれ、それはそれで使い分けられそう。そんなもんかね。