不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派どうせなら日記

 ミッシェル・ガン・エレファントの“スーサイド・モーニング”という曲に《どうせなら 晴れた日の朝がいいね/どうせなら 冬の寒い日がいいね》という一節があって、何がどうせならなのかといえば曲タイトルの通りで、俺はこれまで微塵も考えた事がないんだけど、もし仮に万が一そうなるのなら、俺も晴れた冬の寒い朝がいいなと思って、そんな事をつい思うような寒い晴れた日だったので、今日は映画館など屋外にあまり行かず、ぶらぶらとなるべく外を歩く事にした。
 通った事のない道を選んで歩き、とりあえず駅へ向かったら隣町の駅に着いた。よくある事である。昼飯を喰おうと思ったが、どこもかしこも混んでいるので流れ流れで油そばになってしまった。食後、本屋で鼻歌交じりに棚を眺めていたら、棚の向こうから、こんな会話が聞こえてきた。
「なに、その黄色いのを買うの? さっさと買いなさいよ!」
「うん、買おうかな」
「本当に読むの? 読んでもしょうがないんじゃない。いくらするの。1400円? 売ったら二束三文なのに、買うのかい?」
「……じゃあ、やめ…」
「そうしなさい! ビックカメラの方がためになるもの売ってるわ。行くわよ!」
 いいじゃん、1400円の本を買ってもさ。ためにならなくたっていいじゃないか。何だかちょっと嫌な気分になったので、その反動からか、それなりのお値段の本を数冊、勢いで買ってしまった。喫茶店で読むつもりが、これまた混んでいるので(電車で)地元に戻って喫茶店に入り、茶を飲みながら読書。
 帰宅。読書の続き。夕飯は豚肉と野菜の蒸し焼き、白米、酸辣湯。食後にカフェオレを淹れて、「真田丸」を見る(前回は見られなかった)。草刈正雄のファンになってきた。そのまま「新・映像の世紀」も。入浴。日記書き。読書。寝る。そういや、明日会議だった……忘れていた。何とかせねば。