不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

最近読んでおもしろかった漫画

 沙村広明『ベアゲルター』2巻(講談社。ようやく出た二巻。相変わらずバイオレンス映画と任侠映画を混ぜ合わせたかのような内容がグッドです。主人公(?)の忍さんの色気がいい。物語はしっちゃかめっちゃかで、かなりでかい風呂敷を広げているんだけど、わりと背骨がしっかりしているからすごい。また二年待つのかもしれんが、これは待つしかないでしょう。
 同時発売の波よ聞いてくれ』(講談社もいい。カテゴリーとしては恋愛なんでしょうが、作者自ら言っているように1%くらいしかないが問題なくおもしろい。使いたいパンチラインだらけです。こちらも楽しみ。

ベアゲルター(2) (シリウスKC)

ベアゲルター(2) (シリウスKC)

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

 panpanya『枕魚』(白泉社。相変わらずのあの世とこの世を行ったり来たり、非日常の日常風景が描かれていて好きです。こんな街に住んでみたいと思うが、帰ってこられなくなりそうですな。好きです。
枕魚

枕魚

 近藤聡乃『ニューヨークで考え中』(亜紀書房。エッセイの文章には得体の知れない怖さがあったけど、エッセイコミックの方はより近く感じた。ニューヨークは一度だけ行った事がある。2000年の事だ。また行ってみたいな。
ニューヨークで考え中

ニューヨークで考え中

 いしいひさいち『ヒラリー・クイーン 大統領への道』(光文社文庫。タイトルでいま読んでみただけ。ほとんどが夫の下半身オチで如何なものかと思いつつ笑う。
ヒラリー・クイーン――大統領への道 (光文社文庫)

ヒラリー・クイーン――大統領への道 (光文社文庫)

 他にもちらほらあるけど、とりあえずこんなとこです。