不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派血まみれ日記

 7時頃に目を覚ますと、ひどい頭痛有り。これはまずいと薬を飲んで、二度寝。10時頃に起きた時にはずいぶん治まっていたのでホッとした。なんせ今日は映画を二本、先にチケットを購入してしまっていたので、頭痛で見られないのでは困る。新宿へ行き、昼飯喰ってから映画館へ。
 一本目はオールド・ボーイ。これ単体で見れば、それなりの出来映えだし、見応えもある。ただ、どうしたってパク・チャヌク版と比べてしまう。情念の薄さはともかくとして、アメリカという国に舞台を移すなら、アメリカならではの踏み込み方をもう少しできたんじゃないかと思う。日和ったな、と言うのは酷かな。それにしても、肝心なところで台無しにするようなボカしを入れやがって、映倫マジくそ。脳天に金槌ぶち込むシーンはそのままなのに、あそこをボカして、一体何を隠したいんだよ。
 コーヒーを飲んで一休みしてから二本目、『渇き。』へ。監督ならではの行間をイメージと音楽とリフレインで埋め尽くす手法は健在、一貫性のない演出が歪で、濃厚な味わい。血だらけで最高にハイな仕上がり――なのに、とても退屈だった。「……で?」という気分。役所広司以下俳優陣はハマっていたけど、ブチキレるシーンが延々と喚いていただけに見えたのが惜しい。オン/オフ、緩急って大事。オープニングの背景文字(KILLとかFUCKとか)がダサい。原作を読んでみたくなったな。たぶん小説の方がおもしろそう。なんだか異様に長く感じてしまったよ。
 それにしても、「奇しくも」と言いたくなるような二作が同じ日の公開だったとはね。何が奇しくもなのかは、ネタバレなので言えないが。
 地元に戻り、ココイチで食事。俺は食べる事が好きだが、大飯喰らいというわけではなく、ココイチでも通常盛りでしか頼まない(Twitterでは200gと書いたけど、300gだった)。が、来たのがいつもより多い。伝票を見たら400gとある。大盛りやないかい。とはいえ、替えてもらうのも勿体無い。気合いで喰い切った。腹が重い。
 家に戻り、お茶を飲みながら読書。入浴。日記書き。読書。寝る。