不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派いいとも日記

 9時には起きるつもりが10時まで寝てしまった。午前中に荷物が来る予定だったが、見事に受け取り逃す。身体が重い。とりあえずコーヒーを飲んでから、洗濯、図書館往復といつもの作業。ぶらぶら外に出て、入った事のない定食屋を見つけたのでそこで昼飯を食べてみたら、わりとうまかったのでラインナップ入り。
 新宿に向かう道すがら、ネットで来年三月で「笑っていいとも」終了を知る。ここ数年は増刊号すら見なかったし、たまに見かけても番宣だらけでタモさんもやる気なさそうだったから、終了は英断じゃないですかね。これでタモリ倶楽部ブラタモリの出張ロケができるようになったわけで、もっと好きな事に特化したタモさんが見られると思えば、わりと前向きな話のように思う。そのタモリ倶楽部なども見なくなっちゃっているけど。テレホンショッキングの最後のゲストは誰かな。徹子?
 シネマカリテで『トランス』を鑑賞。催眠療法万能説。そのため謎解きサスペンスとしては転がりきれずに、話が二転三転するわりには映画は走らない感じ。わりと楽しんだし、監督のセンスは嫌いではないけど、作品も観客も掌で弄ぶ余裕は、逆に言うなら枠からはみ出ないわけで、それはいいのか悪いのか。ジェームズ・マカヴォイさんは、最近は心身問わず打ちのめさせられる事が多いですね。
 カンペールを冷やかしてから、吉祥寺に移動。本屋などを覘いで時間をつぶしてからバウスシアターへ。ここは何度も来ているけれど、シアター1は初めてかもしれない。そして父になるを見る。血は水より濃し、されど縁は血よりも深し。存在を純化したかったのだろうが、二家族の対比がステレオタイプすぎる。タイトルで着地点が見えていたにせよ、いささか物分りがよすぎないかねぇ。修羅場が見たかったわけでなく。演出などはよかったけど、喰い足りない。家族という存在の奥深さでいえば、『歩いても歩いても』に及ばず。ただ、家族を形成する話だから、比べるのは筋が違うかな? ところで、劇中でグレン・グールドゴールドベルク変奏曲が流れるのだが、グールドの鼻歌やうめき声もばっちり流れるので、知らない人は驚くのでは。幽霊の声、みたいな。
 久方振りのスパ吉でミートソースを味わってから帰宅。入浴、日記書き、読書、就寝。明日も休み。予報では雨は降らないようだが、どうかな。