不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派パシフィック・リム日記

 徹夜明け恒例かつ暑くてあまり寝られなかったが、まぁそれなりにすっきり。雨が降ると聞いたが、洗濯をしてしまった。
 新宿へ行き、まずはミラノ座でホワイトハウス・ダウン鑑賞。先に公開された『エンド・オブ・ホワイトハウス』を見た時に予告で流れて、「最強の砦、陥落しすぎだ」と吹いてしまったのを覚えている。『エンド〜』に比べれば、一枚も二枚も上手なのだが、そのぶん抑制が効いているので突き抜け感は薄い。予告で流れたもの以上のシーンがないのも淋しい。『エンド〜』が外からで、『ホワイトハウス〜』が内からの攻撃という対比が興味深い。権力の移譲という政治的部分もおもしろかった。チャニング・テイタムはランニング姿止まりでした、あしからず。
 映画館を出たら雲行きが怪しかったので、カフェ・ラ・ミルに駆け込むとその瞬間に降り出した。セーフ。一時間ばかしコーヒーと本でゆっくりする。止んてから紀伊國屋に移動し、金井美恵子のエッセイコレクションが並んでいるのを見つける。元本を持っているが、『夜になっても遊びつづけろ』を買う。猫エッセイ集以外は買うかも。何故か猫ものは買う気が湧かない……。
 バルト9へ。待望のパシフィック・リム。ブログやTwitterなど極力見ないようにしていたが、それでも端々に見えてくるお褒めの言葉についハードルを高くしてしまったけど、始まってすぐにK点越えであった。
 吠えた、燃えた、闘った。不満点はある。たとえば戦闘シーンのほとんどが夜、雨、海中で、機体や怪獣がよく見えなかった事。昼間だとCGが大変なんだろうけど、やっぱり見たいね。夕焼けバックのシーンがあったら最高だった。続篇があるならぜひ。他にもドラマパートが軽かったり、登場人物も魅力的とは言い難かったり……。それでも、俺はロボットへの興味は薄いのに、ついつい手に汗握って食い入るように見てしまった。
 本日のバルト9、映写機のトラブルで上映時間が押して(20分程度)、終映後にそのお詫びとして招待券(タダ券)をくれた。これを知り合いの子供に「『パシフィック・リム』見に行け!」と押し付けたい。なんならポップコーンとコーラ、パンフレットの代金もつけてやる。いや、いっそ友達の分のチケット代だって払ってやってもいい。全世界の少年少女よ、これを見よ。
 興奮冷めやらぬまま、地元駅に戻って沖縄料理屋でメシ。帰宅、洗濯物を確かめたら、雨で濡れなかったようだけど、乾いてもいない。そのまま室内干し。
 入浴、日記書き。『パシフィック・リム』の感想は個別で書きたいんだけど、書けなさそうでもある。就寝。今日はよく眠れますように。