不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

最近読んだ漫画

 あさりよしとお『アステロイド・マイナーズ』(徳間書店。1と2と読んだ。「現在考え得る将来的宇宙開発の現実」を描いていて、地に足着いていて、たいそうおもしろい。基本的にコミカルではあるけれど、そこかしこに結構ハード(シリアス)な部分もあって読み応え十分。宇宙は広くて怖いが、光もある。すぐそこが、いや地球自体が宇宙なんだよなー。

アステロイド・マイナーズ 1 (リュウコミックス)

アステロイド・マイナーズ 1 (リュウコミックス)

アステロイド・マイナーズ 2(リュウコミックス)

アステロイド・マイナーズ 2(リュウコミックス)

 荒川弘銀の匙 Silver Spoon』(小学館。連載時にも読んでいたけど、単行本でまとめて読みたくなったので買う。この作品もある意味で「すぐそばにある非日常」を描いているわけで、おもしろい。常に一定のテンポの良さを保っていて、ドライというか普通なら一瞬立ち止まるところもスタスタ歩いていく進め方は独特で、好きだな。こうなると『鋼の錬金術師』も気になってくるわけで、どうしようかな。
銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)

銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)

 原田久仁信『劇画 プロレス地獄変』(宝島社)。ネタは知っていたけど読んだ事がなかったので、手に取ってみた。ス、スキャンダラス。リング上も戦場だが、リング下もまた戦場。しかも金が蠢くのだからタチが悪い。書かれている内容は、そこかしこで見聞きしたので(どこでしたんだよ)結構知っている内容だったが、こうして劇画調で描かれるとまた違った味わいがあるものですな。「カテエ」ってそのまま固いって意味だったんだね。
劇画 プロレス地獄変

劇画 プロレス地獄変