不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派梅雨明け日記

 暑い。なんだこの暑さは。もう梅雨明けたんじゃないかと天気予報を調べたら、明けていた。暑い。猫にとってキツい季節の到来だ。白猫にとっては初の夏だな。
 さぞかし乾くだろうと洗濯をして、図書館を往復してから外出。丸ノ内線新宿三丁目駅に出て、真上の伊勢丹へ行く。昼時は過ぎたので空いているかと思いきや、どこもかしこも混んでいる。そんな中でも比較的空いている天一へ赴き、特製天丼を食す。理由もあるけど、ま、たまの贅沢です。そして喰い過ぎる。
 紀伊國屋に寄るも満腹感と、建物の外と中の温度差のせいか、妙な疲労感に襲われる。本に集中できないので、とりあえず座って茶でも飲もうと但馬屋へ。少し落ち着くけど、まだだるい。とはいえ、店は冷房が寒いし長居しては迷惑だ。どうしたものかと考えた結果、次は渋谷に用があるので山手線で外回りに乗って渋谷に行くという方法を思いつく。つまり、遠回り。約40分くらいで、弱冷房車に乗って座れば一眠りできる。これの別バージョンで、池袋から荻窪に行くのに丸ノ内線に乗って一眠りというものがある。ずいぶん前にやった。
 見事に一眠りして、体力を少し回復。渋谷駅に降りてみると、ハチ公前がすごい人だかりで、音楽が鳴り響いている。なんだろうとのぞいてみると、山本太郎の演説――ではなく、彼の応援者のラップパフォーマンスが行われていた。何を言っているかはよくわからなかったが「自主規制、自主規制!」という言葉だけは聞き取れた。そこだけでは意味不明だが。選挙活動は結構だけど、それで投票数が増えるのだろうか。
 とっととその場を離れて、渋谷クラブクアトロへ。本日はクアトロ25周年イベント"QUATTRO QUARTER"の一つ、〜CENTRAL AVENUE BLUES〜吾妻光良&THE SWINGING BOPPERS × Bloodest Saxophone + 伊東ミキオを聞きに来たのだ。
 先攻はBloodest Saxophone + 伊東ミキオ。このバンドは知らなかったのだが、その名の通りサックスフォンの人がリーダーのインストバンド。白いスーツに身を固めて、ビシッとキメてくる。カッコよろしい。
 そして後攻、我らが吾妻光良&THE SWINGING BOPPERS。いつも通り、メンバーそれぞれの自己紹介がてらのプレイのあとに吾妻さんが颯爽と現れる。何だか妙なギターを抱えていて、ボトルネックでギュインと鳴らしていた。出だしの一曲だけしか使わなかったけど。そのあとは、ユーモアあふれ、笑顔満載のステージを見せてくれた。吾妻さんの、弾けんばかりのギターの弾き方が好きだな。
 アンコールでは2バンドの共演プレイ、さらにダブルアンコールはギター(とピアノ)、ベース、ドラムだけでシンプルに奏でて〆。いやー、楽しい時間だった。ただ、スタンディングで4時間弱は疲れたよ。昼頃はどうなるかと思ったが、乗り切れてよかった。
 人でいっぱいの渋谷を離れて、地元に帰還。駅前のモスで軽く食事をしてから帰宅。入浴、日記書き、読書、就寝。
 今日はよく眠れそうだが、寝苦しそうでもあるなぁ。