不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

日本の音楽三枚

 くるり坩堝の電圧。聞いたのは結構前。今作はまたガラッと音を変えてきたね。やりたい事もわかるし、すっごい楽しそうなんだけど、あえて言うならメンバーが楽しそうにしているのを外から見ている気分。少しでも我に返ると、ハッとしちゃうような。そのせいか、俺はイマイチ乗り切れない音だった。ライブだとその輪の中に入れるのかもしんないけど、相変わらず縁がない。ドラムが抜けたのなら、またスタイルが変わりそうな気もするが、どうかな。

坩堝の電圧(るつぼのぼるつ)(通常盤)

坩堝の電圧(るつぼのぼるつ)(通常盤)

 Moe and ghosts『幽霊たち』。何て言っていいかわからん、超高速少女ラップ。抑揚があまりないのでやや平坦に聞こえるし、機械的な声なんだけど、どこか生々しさがあっておもしろい。俺は高揚するほどではなかったが、妙な切迫感は覚える。itunesで買ってしまったため、歌詞がわからないままなのが失敗だった。
幽霊たち

幽霊たち

 GREAT3『GREAT3』。初のGREAT3は新体制になってからのもの。老舗のバンドだと思っていたけど、その辺のバンドには負けんよと最前線で戦っているのは好ましい姿勢だ。新メンバーのベースがぶいぶい鳴っているのがいいね。ユーモアとメランコリーを武器にして、やさしく、しなやかで、強い。結構好きだな、これ。前体制の音源を聞くかどうかは悩むけれど。
GREAT3

GREAT3