不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

so much

 WILCO「Japan tour 2013」へ。ハコはZEPP DiverCity Tokyo。まったりだがタイトな音の鳴りが気持ちよくて、ゆらゆら揺れる。メリハリは効いているが、思ったよりマイルドな展開。グルーヴを生み出すのではなく、キッチリと曲を奏でるスタイルだから少しばかりフラットな聞こえ方だった。音数が多いぶん(曲によってはトリプルギターだ)、音圧(音量)を挙げればガチャガチャになるであろうから、抑えて音の粒を届けてくれる。それは嬉しい反面、厚い音が好みでもあるので音圧の弱さのせいで全体的に少し物足りない気分になった。いや、ないものねだりだろうし、楽しかったからいいんだけどね。でもせっかくなら、追加公演のSHIBUYA-AXの方がよかったかも、なんて思っちゃったりして。メンバーみなさん達者で、歌も演奏もハーモニーがナイス。中でも芸の細かいご機嫌ドラム(時折りよたれたけど)、たんたんとしながら変幻自在に主張するギターがおもしろかった。ずっと続くような、続いて欲しいようなライブだった。終わってみると、存外あっさり風味だったけどね。

set list
01.Less Than You Think
02.Art of Almost
03.I Might
04.One Wing
05.Sunken Treasure
06.Spiders (kidsmoke)
07.Impossible Germany
08.Born Alone
09.Radio Cure
10.Sky Blue Sky
11.Say You Miss Me
12.Must Be High
13.Whole Love
14.Theologians
15.Heavy Metal Drummer
16.Dawned On Me
17.Shot in the Arm
18.Hummingbird


en.
01.California Stars
02.Late Greats
03.I'm the Man Who Loves You
04.Monday
05.Kicking Television