不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

素数の歳

 節目を意識せずと書きつつも区切りはよかったので去年で終わりにして、今年は書かずにおこうかと思ったのだが、これまでのような「いつも通りの一年でした」でまとめられる一年ではなく、公私ともにいろいろあったわけなので、今年も何となく書いてみる次第です。祝われたくて、わざとらしくTwitterで呟いたりもしたし。
 というわけで、無事に一つ歳を喰いました。今年ほど「無事に」という言葉が響く事もあまりなかろうにと思います。素数である31。この中途半端さ、嫌いではありません。
 いろいろあったと書いたけど、具体的に言えば震災だったり引っ越しだったり他人と住む事になったりで、どれをとってもまさかの事ばかり。一つ目はなければよかったのにと今でも思うけれど、この震災はいろんな意味で影響を受けたなと時折り振り返ります。それがどう転ぶかはわからないけど。他のはまぁいまのところ楽しく生きているのでよかった変化だろうな。
 今日と同じ日は二度とない。その事を再確認しながら、噛みしめながら、日常を過ごしています。
 例によって、青臭いながら今年も書きます。


 今日という一日から明日という一日を経て、来年の今日までの一年間。


 行動し、思考し、思索し、熟考し、直感し、楽観し、苦悩し、自炊し、猫に優しく、人にも優しく、金を貯め、金を使い、本を読み、映画を見て、舞台を見て、絵画を見て、音楽を聴き、自然を感じ、よく遊び、よく笑い、よく食べて、よく歩き、よく眠り、よく起き、世界を笑い、愛している人たちの幸運を祈り、朝と夜を感じ、感謝をし、適当に、ギリギリに、一所懸命、いい加減に、生きて、老いて、歩いていこう、と思います。


 俺と彼方に、愛と息災と幸運を。