不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派曇天月の湯日記

 アイロンをかけていると荷物が来た。海外転勤する姉からで、もらう事になっていたコーヒーメーカーや貸していた本が20冊ばかし入っていた。どんな本を貸していたっけと取り出して眺めていたら、その内の一冊が松尾スズキ『これぞ日本の日本人』の文庫で、たしか少し前にダブっているのを発見して処分したはずだから、つまり俺はこの本を3冊買ったわけだ。これまでダブった事は何度かあったが3冊は初めてで、これがそんなに印象薄い本かと言えばむしろ逆で、とてもおもしろい本なので、我ながら驚き。
 昼前に外出し、目白駅からバスに乗って「第4回 月の湯古本まつり」に行く。男湯女湯の境となる壁を取っ払っているので広く感じる銭湯内をぶらぶら歩き、本を眺める。銭湯に古本、4回目も変わらずちぐはぐで楽しげな空間。一周してからカフェスペースで珈琲牛乳を飲み、また周って何冊か手にする。それを何度か繰り返して本を確定、購入。そのあとも銭湯内をぶらついて、わめぞの方々と話したり、武藤さんにどつかれたり、写真を撮ったり。しかし、あとで見返したらつまらない写真ばかりでガックシ。修業せな。
 バスで新宿まで出て、ピカデリーを覘くも見たい映画がなかった。今年は映画熱が低い。その代わり音楽熱が上がったままだが。光麺で昼飯を、と行ってみると昼飯時でもないのに行列ができていた。しかたなくゴーゴーカレーで喰って、セガフレード・ザネッティでカフェオレ飲みながら読書。この後どうすっか、と思っているとkjが新宿に来るというので合流し、紀伊國屋など新刊本屋をまわり、再び別のセガフレードに入って談笑。
 別れて、帰り道に京樽で夕飯の寿司を買い、家で喰う。「ナイナイのスポーツ絶対に負けられないガチバトル」という番組を見ていたのだが、編集・演出がうざったくてイライラする。一個一個の企画はそれなりにおもしろいのに、勿体ない。ちゃんとやれよ。最後の方に猪木登場。久し振りに喋っている姿を見たが、やっぱりおかしいな、この人。いろんな意味で。それにしても「絶対に負けられない戦い〜」というキャッチフレーズを目にするたびに、「スポーツで負けていい戦いはないだろう」と心で突っ込む。
 テレビを消して、PCでInterFMを聞く。初めて聞いたがずっと音楽流しっぱなしで、とてもよろしい。風呂に入り、寝る準備。ヘッドホンで音楽聞きながら本でも読もう。