「ものまねプロレス祭2009 まねんのか!」を後楽園ホールに見に行く。昨日の両国に行ってないのに、今日これを見に行く事はないじゃないか、と己にツッコミを入れる。誘われたもんで、つい。出演はダチョウ倶楽部、神奈月、イジリー岡田、原口あきまさ、ザ・たっち、他多数の芸人。コミッショナーは武藤敬司!! 昨日の今日でお疲れさん。詳細はhttp://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2009/2009083102/index.htmlをご参照ください。
少し感想を書くと、弾丸ジョッキー・松雪オラキオの身体能力がとんでもなかった。芸人でムーンサルト決めるかね。古賀シュウの神取忍が予想外に絶品。
あと、上島竜平は本当にプロフェッショナル。「どうぞどうぞ」ネタやいじめられる様は、もはや伝統芸。また最後の集合写真が終わった後、こっそりと、しかし真摯に客席にお辞儀をしている姿を見て、この人が芸能界で生き残っている理由が少しわかる。
メインはジャンボ鶴田(肥後克広)vs三沢光晴(イジリー岡田)の10分の1スケール試合。何がすごいって、90年6月8日、日本武道館で行われた一騎打ちと同じく、若林アナが実況! レフェリーも和田京平! まさかここで初「キョーヘー!!」コールができるとは思わなかった。内容はまあまあ。
どの選手もたいへんおもしろく、特に主力選手のものまねの巧さとプロレス愛がすばらしい。大ネタ小ネタ、どれも汗だくになりながら身体を張っている。イジリーに至っては、かなり葛藤があったようで(そりゃそうだろう)、リハーサル中も泣いてしまったそうな。でも、やり続けてると決意。そうだそうだ、三沢もそう言うさ。
武藤コミッショナーの「おもしろかった!」という単純にして最高の総括で終了。本当におもしろかった。プロレスのものまねだけで興行打った芸人も、それに集まってバカ笑いするやつらも、最高です。プロレスLOVE。