ジョン・カビラのラジオ番組には「バーチャル・サッカー」なるコーナーがある。近く行われる試合を、脳内で先にやって、勝手に実況する代物だ。勝手な妄想なのに「決めてくれ〜」だの「ここでミス！」だのと朝の8時代に絶叫するのだ。勘弁してくれ。しかもこれがPodcastで配信されているという。需要あるのか？
とずっと思っていたが、今日姉から、姉旦那はこれを聞いて楽しんでいたという話を聞いて驚いた。楽しむどころか、「ここで××にパス」の××を一緒に言えるというのだ。なるほど、あまりのインパクトで見失っていたが、確かに選手名を知っていて、作戦や歴史を知っているファンならば、楽しむ事ができるのかもしれない。
では、他にどんなスポーツならばできるだろう。野球は放送はできても妄想は難しそう。バスケやバレーはできそうだが、ワンプレイが短いので無理。ゴルフは問題外。格闘技はできそうだけど、寝技の状況説明でかったるくなる。ボクシングは瞬間的過ぎる。相撲ならできるかもしれない。
しかし、もっとも適しているのは、そうプロレスだ。またかと思われそうだが、俺がこんなエントリを書いた時点でプロレスに行きつく事は当然ではないか。
たとえば、古館伊知郎や若林健治がやったとしたら、喜々として聞くのではないだろうか。内容はこんな感じで。
「両者視線をそらしません。そのままゴングが鳴っ……高山急襲！ ビックブーツ！ を前転でかいくぐり、ドロップキック！ 高山ひらりと避けて左ミドル！ ムタ、足をつかんだ。ドラゴン・スクリューにいくところを高山、ジャブ、ジャブ。一本足で飛んで延髄、をムタ伏せて交わした！ 距離をとって、上空に毒霧！ 今宵の色はみどりィ〜！」
以上、未見の三冠戦、ザ・グレード・ムタvs高山善廣の出だしの妄想でした。なんつーか、カビラをバカにしていたが、俺の方がバカかもしれん。内容も普通だし。
ついでに思い出したネタをコピペ。
【コラム】古舘氏のあの「荒技」が懐かしい…ニュースは適任者に任せて再び言葉のエンターテイナー
92 名無しさん＠全板トナメ参戦中 sage New! 2008/06/13(金) 11:52:06 ID:656a4p2t0
「今夜もやってきました日中首脳会談、男と男の交差点、タヌキとキツネのイタチごっこ
まさに腹芸のデッドヒート、私も腹筋も実況準備万端であります！
今日の福田首相は一味違う、まさに夜のパパはちょっと違う状態。
コキントーも固唾を飲んで、いや、むしろ鼻息を出して超高度のチョモランマから
お褒めの言葉を発しております！
パンダ貸してやる！ パンダ貸してやる！ パンダ貸してやる！
現代の黒胡椒、白黒哺乳類で福田を転がしているー！
まさにお釈迦様の手の平の孫悟空状態！！
どうですか小鉄さん！この攻撃は！」
小鉄「効いてますよ」
