不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

お金なんかはちょっとでいいのだ

 南Q太『ピンクペッパー』を読む。40過ぎてから子供ができた女性が主人公。帯には「スローライフストーリー」とあったが、別にスローライフは関係ないのでは。
 最近の南Q太は妊娠や赤ちゃん、家族がテーマになった作品がよくある。何がキッカケなのだろう。年齢か? 恋愛よりも好き。
 俺は大人向けの漫画なら、男性よりも女性が描くものを好んで読んでいる(恋愛がメインテーマでないもので)。男性が描く青年漫画は仕事やら、若い美女との恋やら、情熱あふれるものばかり。それはそれでおもしろいものもある(本宮ひろ志は嫌いだが。ある意味、笑えるとも言える)。
 女性の場合、仕事も恋も描くし、情熱もあるが、そこに生活の匂いがある。そこがいい。
 この、作品における「生活」ってやつは、なかなか厄介なものだと思うので、そのうちもう少し考えてみたい。

ピンクペッパー (1) (Feelコミックス)

ピンクペッパー (1) (Feelコミックス)