三島由紀夫『私の遍歴時代』の興味あるところだけ読む。
三島由紀夫のエッセイをちゃんと読むのは初めてだが、読みやすいんだな。確かに文章が巧い。天性と練り上げた技術がこんがらだって出来上がっている。上品かと思いきや「やけのやんぱち」という単語が出てきたりして、俗な部分がちゃんとあるからおもしろい。
内容も、おもしろいのだが、何がどうおもしろいのかはまだわからない。*1他のも読もう。
例の、太宰治とのやり取りは、知っているのにそこになるとググッと入り込む。
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1995/04
- メディア: 文庫
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*1:おもしろい、おもしろいとしか書いていない感想だなぁ。