不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

平岡さんの青春

 三島由紀夫『私の遍歴時代』の興味あるところだけ読む。
 三島由紀夫のエッセイをちゃんと読むのは初めてだが、読みやすいんだな。確かに文章が巧い。天性と練り上げた技術がこんがらだって出来上がっている。上品かと思いきや「やけのやんぱち」という単語が出てきたりして、俗な部分がちゃんとあるからおもしろい。
 内容も、おもしろいのだが、何がどうおもしろいのかはまだわからない。*1他のも読もう。
 例の、太宰治とのやり取りは、知っているのにそこになるとググッと入り込む。

*1:おもしろい、おもしろいとしか書いていない感想だなぁ。