不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

映画が見たい

 映画の本を読みたい! と痛烈に思って、一気に3冊読んでしまう。もっとじっくり読めばいいのに、俺。
 読んだのは芝山幹郎アメリカ映画風雲録』町山智浩『映画の見方がわかる本』ヴィンセント・ロブロット『映画監督 スタンリー・キューブリック
 芝山氏のはアメリカ映画を作品物語と撮影エピソードで丹念に掘り起こし、なかなかおもしろい。中でも「映画を食べて育ったタランティーノ」の話はよかった。具体的な話は知っていても、語り方がよい。《「映画は娯楽だ」という定義を、私は支持している》。俺も。
 町山さんのは素人向けのようで、映画ファンも楽しめる一冊。芝山氏が否定的なアメリカン・ニューシネマについて詳しく書かれていた。個人的には『ダーティハリー』『タクシードライバー』『ロッキー』の回は心躍った。特に『ロッキー』。町山さん、文章うめぇなー。
 『映画監督 スタンリー・キューブリック』は何故か入り込めず、ついていけなくなってしまった。こんなにおもしろいのになぁ。また後で。
 何でこんなに映画の本を読みたくなったのかというと、今年はかなり当たり年だからだろう。映画欲に火がついた。
 そして読んでみて、もっと映画が見たくなった。

アメリカ映画風雲録

アメリカ映画風雲録

映画監督 スタンリー・キューブリック

映画監督 スタンリー・キューブリック