不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派月の湯日記

 よい天気。日差しが気持ちよい。洗濯をして、衣替えを少しする。
 新宿で姉夫婦、kjと待ち合わせ、希須林で昼食。ここのランチはお得。たらふく喰らう。
 目白駅へ行き、4人なのでタクシーに乗り目白台で降りる。今日は「月の湯古本まつり 〜銭湯で古本浴〜」である。月の湯とはその名の通り銭湯で、わめぞの方々が定休日の銭湯をまるまる借りて、古本市とトークショーを開催したのだ。
 何でも、月の湯の創業は昭和8年。木造建築、富士山のペンキ絵、木のロッカーといわゆる昔の銭湯。是非、銭湯としても来てみたい。


 我々は1時少し後くらいに行ったのだが、かなりの盛況。それでも、その前はもっと凄くて中になかなか入れないくらい人がいたそうだ。あっちこっち、所狭しと古本が置かれていて楽しい。湯ぶねの方は、銭湯独特の水のニオイがして、でも目の前にあるのは水に弱い本で、変な気分。ちょっと抑え気味に、買ったのは5冊。


 カフェでオレンジジュースを飲みながら、岡崎武志さんのトークショーの前説(?)の寅さん(?)を眺める。トークショー開始と共に、外に出る。予約してなかったもんで。
 バスで新宿まで戻り、ユイットで茶。戦利品を見せ合い、ほくほくする。
 解散し、俺は帰宅。洗濯物を取り込んだり、本を読んだり。
 再び外出。都内某所で某オヤヂと会う。半年振りくらいか。何故か会う事になってしまったのだ。最初の世間話はまだいいが、途中から心のスイッチをオフにする。しかし、二人だけなのでオフでも辛い。
 おそらく、もっと殺伐とした親子や、壮絶な喧嘩をした親子はいるだろう。最悪な関係には程遠いだろう。実際、「そんなのは甘い」なんて言われた事もある。だが、俺のオヤヂはオヤヂだけで、オヤヂとのこれまでの事を知っているのは俺と姉だけである。親は親で、嫌いでもかみ合わなくても、親なのだ。その一種、特別な感情に対して、どう折り合えばいいのか、いまだ掴めない。昔はかみ合わない部分にイラつき、怒りをぶちまけていたものだが、今となってはただただ脱力し、虚無感に苛まれるだけだ。
 うまく言葉にできない感情を持ちながら帰宅。
 気力が尽きた。仕事があるが、もう寝る。