- 『デス・プルーフ in グラインドハウス』
- 『街のあかり』
- 『パラダイス・ナウ』
テーマもメッセージもなく、「何もない」というカタルシス。呆然。タランティーノはやっぱり素晴らしい。USAバージョンを見に行けなかったのが本当に残念だ。
アキ・カウリスマキ最新作は、当時はそれほど強い印象を受けなかったのに、ずっとじわじわと残っている。孤独とやさしさ。大好き。
『パラダイス・ナウ』を見返す事はおそらくもうないだろうが、心に強く残っている。映画は凄い。それと同時に、ああいう映画は日本では作られないなと思う。それは戦争との距離なのかもしれない。だとするならば、無理矢理作る事もないか。ノーマン・メイラーだったか「日本がアメリカの戦争はひどいと言っても仕方がない、日本は自らを見よ」みたいな事を言っていた(後で確認)。それはそうだなぁ。
その邦画では『それでもボクはやってない』くらいしか見ていなかったので、偉そうな事も言えんな。
『明日、君がいない』もなかなかの良作。監督の次回作が気になる。『ダイハード4.0』『ロッキー・ザ・ファイナル』といった続篇映画も結構楽しめた。『ランボー4』は行くかどうかわからん。