不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派立冬日記

 今日も休み。二日連続は有り難い。次の本チャンの為に身体を休める。今日も頭痛がするので早めに薬を飲む。
 洗濯。今日は立冬らしいが、それほど寒くない。冬好きとしては物足りない。今年は寒くなると聞いたがまた外れか? 最近の天気予報は全く予報になっていない。
 今日は何をしようかと考えていたところに姉から電話。「今日休みでしょ? 暇なら私と遊ぼ」。
 外に出て、まずは近所の洋服工房へ。服の修理を頼みに行った。物は、12、3年着ているジージャンである。丈夫な代物だが、さすがにぼろぼろになってきたのだ。店長らしき人が対応してくれた。ぶっきら棒だが、丁寧で親切。前回相談した時は違う人だったのだが、万単位かかると言われた。今回正式に見てもらったら、5000円くらいでいけるそうだ。勿論、お願いした。値段よか、店長の対応がよかったので信頼する事にしたのだ。そういうのって大事。
 新宿。紀伊國屋で姉と待ち合わせ、中村屋のカレーバイキング。初めて来たが1500円で食べ放題はかなりお手頃。とはいえ、カレーなので二杯くらいしか喰えないが。
 ジュンク堂で棚を眺める。悩んだが何も買わず。アーヴィングの新刊は、何度も手に取るも未だ決心つかない。
 ユイットで茶。
 姉が「本を読まない人って可哀相」と言う。本はかなりお手軽な楽しみだと。10000円あれば(うまくすれば)10冊近く買えるし、10冊あれば何日ももつ。読まない人はどうやって時間を潰しているのか、何を楽しみにしているんだろうと。極論だが、一つの視点だ。
 しかし世の中、本を読んでいない人の方が多い。前に出版社のベテラン営業と話した時、「売れる本とは何か。本を読まない人が読む本だ」と言っていた。いささかガックリ来たが、考えてみるとそうなんだよな。斎藤美奈子の言う通り、本ってマイナーな趣味なのだ。にも関わらずブック・オフはドンドンできる。変な構図。
 多分、本を読む人は一人でいても平気な人なんだろう。本は一人で読むものだ。ネットや携帯の普及から想像を進ませ、今の人たちが「繋がっていたい」という意識を強く持っているとしたら、一人で時間と空間と思考を費やす「読書」がマイナーになるのは、当然の流れなのかもしれない。
 姉と別れて地元に戻る。映画にでも行こうかと考えたが、自重。
 カレーがまだ腹に残っていたので夕飯は抜く。
 枕元にある積ん読本の整理。久方振りに奥や下の方を見てみると、おお、こんな本あったのか、これいいじゃないか、なんだこりゃ、などなど。一軍落ち(今の気分に合わない)も選んで、かなりスッキリ。本も発掘できてよかった。
 2日間でだいぶ疲労が取れた、気がする。さて、また戦闘体勢に入るとするか。