上司は無類の雑誌好きである。古今東西の雑誌を持っていて、施設を作れば、大宅壮一文庫とまでは言わないが、それなりの資料館ができるだろう。
その上司が、コンビニから戻ってきて「この表紙いいな。永久保存版だ」と言って手に持っていたのがこれ。
そりゃアンタ、考えるよりも前に口から言葉が出てきたさ。何故その二人がガッチリ握手をしているのか、何故「リングで生きる」なのか、相手の反応無視で熱弁ですよ。
しかしね、この表紙は本気で感動なんですよ。この後、ガン摘出手術後、初めて公の場に出てきた小橋の姿に涙しそうになった事や、先日の復帰宣言で興奮した事を思い出した。
さらに思い出したのが、小橋vs高山のGHC戦。アンタ、これの終盤9分間を知ってますか？ 知らないのなら見てくださいよ。
どーですか、お客さん！！
いや、ちょっと冷静になろう。うん、興奮し過ぎた。上司が『週刊プロレス』を買っただけで暴走してどうする。
そういえば、復活記念なのかなんなのか、小橋のDVDBOXが出るんだ。6枚組で1000分以上がつまっているそうな。16000円くらいで迷っていたけど、買っちゃおうかな。多分、今は疲れていて過分に反応しているんだろうけど。
しかし、俺は本当にプロレスが好きなんだな、と思ったね。そして、プロレスが好きでよかったなぁと思いましたね。ほんとにね、この瞬間の為に休日出勤した甲斐があったんじゃないかと本気で考えた俺は間違いなく馬鹿です。プロレス馬鹿です。でも幸せです。ノー問題です。
