不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

きっと明日は筋肉痛

 待っていたぜ、RED HOT CHILI PEPPERS live at TOKYO DOME
 レッチリのライブは3回目だが、毎回思うのはファンが少々頭が悪いという事だ。ライブ前の注意事項のアナウンスに大歓声、キャッキャッと騒ぎ続け、開始3曲で体力を使いきってしまい、それでもずっとハイテンションで最後の方はトランス状態。猿である。そして俺もである。しかし、今回は全席指定席なので、多少落ち着いているだろう。
 と思ったら、あんまし変わんなかった。だはは。
 7時20分、ライトが消えて大歓声! 比喩ではなく地鳴りが! SEなく、まず演奏隊が入ってきてインプロビゼイション。その様子が前回よりグッと落ち着いていて、今までのわんぱく小僧ではなく、「大人のレッチリ」と言っていい。それでもはしゃぎまくっていたが。
 このインプロが本当に格好良くて、気持ちを盛り上げる最高のオープニング演出。
 遅れてアンソニーが登場、テンションは最高潮。演奏が一旦落ち着き、低いギター音が鳴る。
 来るぞ、来るぞ、来るぞ……来たッーー! “Can't Stop”!
 そこからはもうテンション上がりっぱなし、歓声上げっぱなし。最初から最後までクライマックスのレッドゾーン。「アンタら、盛り上がり過ぎだ!」と思わず突っ込んでしまうくらいの観客の反応。ドームのライブで、熱くて息苦しいなんて初めてだった。
 東京ドームは、ライブ向きのハコじゃない。アリーナですら固定パイブ椅子だし、音響もやっぱりイマイチだ。結構こもっていて、腹に響いてこない。しかし、椅子と音響がイマイチなのは、ドームと知った時から想定内の事なので、マイナスにはならず。むしろ、固定椅子であるにも関わらず、立て揺れ地鳴りがするライブなんて、初めてで、ちょっと感動した。
 そして、バンドのバックのLEDが凄かった。最初は小さめの画面が四つしか見えなかったので、どうなるのかと思ったが、そのまた後ろのドデカイのまでディスプレイになるとは思わなかった。イメージショットとリアルタイム映像とをうまい事繋げていた。時々観客が映されていて、これまたみんな楽しそうで、たまらない映像だった。
 後で初日のセットリストを知ったが、結構違うみたいだ。どっちが良かったとは言えない。どっちも素晴らしい。……でも“Give it away”“Under The Bridge”は聴きたかったな……いやいや、言うまい。個人的にはジョンのソロ、ABBAの“SOS”がかなりグッと来た。“By The Way”の盛り上がりも異常。
 疲れたけど、元気をもらった。最高に楽しかった。(06/07 リライト)


Little brother do you hear me
 Have a heart oh come get near me
 Misery is not my friend
 But I'll break before I bend
 What I see is insanity
 What ever happened to humanity》(“The Power of Equality”)

set list
01.intro
02.Can't Stop
03.Dani California
04.Otherside
05.jam〜21st century
06.Fortune Faded
07.Warlocks
08.Parallel Universe
09.John's solo〜SOS
10.Snow(hey oh)
11.Higher Ground
12.Strip My Mind
13.Around The World
14.Hey
15.Right on Time
16.jam〜Hump de Bump
17.Flea's solo
18.By The Way


en
01.Drum solo
02.Flea's trumpet solo
03.I could have Lied
04.The Power of Equality

Californication

Californication

By the Way

By the Way

Stadium Arcadium

Stadium Arcadium