不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派出社日記

 10時起床。疲れている、という理由で最近寝過ぎである。未だに自分のベストな睡眠時間が分からない。7、8時間寝るとちょっとだるい。5、6時間が一番良いのだが……夕方に眠くなったりする。気合、というか社会人の自覚が足りないだけだろうか。
 ぼーっとしていると、友人からメールが来る。ついに携帯をソフトバンクから会社を換えるそうだ。別に遠く離れるわけでも、連絡を取る方法が変わるわけでもないのに、どこか淋しさを感じるのは何故だろう。「携帯会社が一緒」という妙な仲間意識だろうか。
 渋谷のスターバックスでブランチ。マフィンとダブルトールラテ。ここは朝7時からやっているそうだ。もっと活用しようかな。「買おうと思って買った」本と「うっかり買ってしまった」本2冊を持ってきたのだが、「うっかり」本を読み耽る。どちらも興味があったから買ったわけだけど、「うっかり」の方に夢中になるというのもおかしな話だ。
 あまり行かない文教堂へ行く。棚を眺めていると、HZさんから借りて先日読み了えたばかりの坪内祐三『文学を探せ』を発見。amazonでは品切れ中でどこの本屋にもなかったのだが、まさかここで見つけるとは。奥付けを見ると初版だ。増刷していないのだろうか。面白いのに。一瞬、躊躇うも手元に欲しかったので購入。得したような、そうでもないような複雑な気分。
 会社へ。多くはないが今日中にやっておきたい仕事があり、これ一つで三連休全部会社に行く羽目になった。おかげでその仕事は進んだが、明日も午前から新しい大きな仕事が一つ。やるけどさ、部員の仕事の配分、間違えてないか、上司よ?
 その上司が、机や周りにたまった資料や本を整理していた。本は数十冊あり「欲しいのはやるぞ」と言われたが、殆どいいのはない。一冊だけ貰った。
 5時半頃、会社を出る。「本当に、お疲れさん」と笑いながら上司。軽いその一言が嬉しい。とはいえ、来週末も確実に潰れるので、少々辛い……。
 渋谷をぶらつこうと思ったが、人の多さでやめて地元に帰る。早めの夕飯を取り、軽く散歩し帰宅する。
 風呂に入り、枕元の積ん読本を整理する。読了したやつも結構まじっていた。今の気分の優先順位をつける。読了本は移動、と思ったがこれ以上積むと崩れそうだ。上司が整理している時、「整理整頓は処分するって事なんだよなぁ」と呟いていたのを思い出した。処分かぁ……。
 帰宅後はテレビを見たり、本を読んだり、ようやく休日のような時間。ほんの数時間だけど。やれやれ。寝過ぎないように早く寝よ。