不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

一週間の休みで二冊だけ

 年末年始に読んだ本はたった2冊だった。それもこれもゲームのせいだ(己のせいだ)。クリアしたので、本を読もう。そういえば、さっき道を歩いていたらチーマー風の男がふらふらと近づいてきたので、「絡まれる!」と反応したのだが、今まで絡まれた事なんかないし、街中だし、何もしてないし。当然、何事もなく通り過ぎていった。末期だ。「桐生症候群」と名付けよう。名付けんな。
 気を取り直して。読んだのは橋本治『このストレスな社会! ああでもなくこうでもなく5』米原万理『嘘つきアーニャの真っ赤な真実。簡単に感想だけ。
 橋本治は久し振りに読んだ。『広告批評』の巻頭コラムをまとめたもの。鬱陶しいくらい深く考えている。ところどころ本当に鬱陶しくなってきた。何となく前のも気になったので購入した。
 米原万理は、書評本が素晴らしかったんで買ってみた。大宅壮一ノンフィクション賞受賞作*1。深いと思ったら、意外とさらりとした作品だった。ちょっと物足りなかったな。

このストレスな社会! (ああでもなくこうでもなく (5))

このストレスな社会! (ああでもなくこうでもなく (5))

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (文芸シリーズ)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (文芸シリーズ)

*1:俺、この賞はやけに気にするな。