年末年始に読んだ本はたった2冊だった。それもこれもゲームのせいだ(己のせいだ)。クリアしたので、本を読もう。そういえば、さっき道を歩いていたらチーマー風の男がふらふらと近づいてきたので、「絡まれる!」と反応したのだが、今まで絡まれた事なんかないし、街中だし、何もしてないし。当然、何事もなく通り過ぎていった。末期だ。「桐生症候群」と名付けよう。名付けんな。
気を取り直して。読んだのは橋本治『このストレスな社会! ああでもなくこうでもなく5』と米原万理『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』。簡単に感想だけ。
橋本治は久し振りに読んだ。『広告批評』の巻頭コラムをまとめたもの。鬱陶しいくらい深く考えている。ところどころ本当に鬱陶しくなってきた。何となく前のも気になったので購入した。
米原万理は、書評本が素晴らしかったんで買ってみた。大宅壮一ノンフィクション賞受賞作*1。深いと思ったら、意外とさらりとした作品だった。ちょっと物足りなかったな。

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