不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

おっさん二人が表紙の雑誌

 松尾スズキがスーパーバイザーをしているhon-ninを読んだ。こんだけ俺ツボ筆者が揃っているのに、イマイチ「面白い!」と言い切れないのが不思議です。雑誌っちゅうのは豪華ならいいというわけではなく、やはり地味でも脇を絞める執筆陣が必要なんですね。それと、雑誌なら一つテーマを決めて、松尾スズキの人脈を使って特集記事を組んだら、もっと面白くなるんじゃないかと思います。巻頭の松尾スズキvs太田光は普通でした。普通? コラム「大至急本人を!」が個人的には面白かった。トップが町田康だったし。
 太田光は『広告批評』でも中沢新一と対談してますね。そういや『憲法九条を世界遺産に』と九条について書く、と書いてまだやってなかった。まぁそのうち。この本で随分太田さんは叩かれておりますが、叩いている人は、太田が芸人だという事をあまり考えていない気がします。これって結構重要じゃないかなと思ったりします。