不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

stage

音楽はカジヒデキ

シティボーイズミックス PRESENTS 「そこで黄金のキッス」観劇。出演はシティボーイズに中村有志、細川徹、ふじきみつ彦、春山優。演出、細川徹。作、細川徹、ふじきみつ彦、シティボーイズ、中村有志。 社会風刺多めで、WOWOWとはいえテレビ放映ギリギリのネ…

キュッキュ、キュー

「高田文夫ドリームプロデュース 柳昇チルドレンの会 しょの2」へ行く。ハコは紀伊國屋サザンシアター。落語が続くな。今年は春風亭柳昇七回忌なのだが、弟子が誰も何の音頭を取らないので高田文夫がプロデュースしたそうな。登場してきた空気のゆるい事。 …

談志を見た

「立川志らく『雨ン中の、らくだ』出版記念落語会」へ行く。立川談春『赤めだか』に対抗して書かれた(わけではない)著書の出版記念会。ハコは紀伊國屋ホール。落語家だから落語も一席やる。それだけでなく、なんと立川談志も来るのだ! そんなわけで、客席…

恋と情熱

長嶺ヤス子の舞台を見に行く。タイトルは「デジャヴ あらかじめ去りし女の記憶」だそうな。何がなんだか。場所はゆうぽうとホール。 創作フラメンコって感じで、物語を音楽とダンスで演じていく。三人の男と一人の女の恋愛もの。70歳以上とは思えない情熱的…

こぶし

俺にとって緒形拳といえば、「古畑任三郎」の犯人役で、アルコールランプで炙ったアタリメ喰いながらビーカーで日本酒飲んでる姿と、「ゴドーを待ちながら」で串田和美のウラジミールとゴドーを待つキュートなエストラゴンだ。暖かくて切なかった。 「じゃあ…

休日派平成中村座日記

浅草で姉と後輩と待ち合わせ。日曜午前10時30分というのに、雷門前は人でごった返している。外人さんも多い。仲見世通りを揚げまんじゅうをつまみながら進み、浅草寺本堂の裏へ。どーんと小屋ができている。 今日は平成中村座十月大歌舞伎だ。中村勘三郎のフ…

伝説の夜

「立川流 三人の会2」を見に行く。高田文夫でなければ実現しないであろう、この三人。何でも発売5分で完売ってんだから凄い。くはー、ありがたやありがたや。 配られたパンフを見ると「一、ジャンケン」「二、一番手 三十分」「三、二番手 三十分」、仲入り…

爆笑はなし

我らの高田“笑”学校 しょの31へ行く。ハコは紀伊國屋サザンシアター。ざっくり感想を。 トップはななめ45°。タモリ倶楽部に鉄オタとしてよく出ている。二つネタをやって、最初が電車ネタ。次のは数学ネタ。なかなか知的なもので、おもしろい。このレベルが続…

赤坂に歌舞伎見参

赤坂ACTシアターで赤坂大歌舞伎! 演目は「江戸みやげ 狐里狐里ばなし」。出演、中村勘三郎、坂東彌十郎、市川段治郎、井之上隆志、片岡亀蔵、中村扇雀。 間男もの、と思いきや怪談話、と思いきや……「と思いきや」の連続、騙し騙されの化かし合い。派手では…

あっぱれ桃太郎

「史上最笑の2人会 立川藤志楼(高田文夫)vs昔昔亭桃太郎」を見に行く。場所は練馬文化センター小ホール。誘われて。600人くらい入るホールは満員。 まずは前座の春風亭昇々。初めて前座の落語家を見たのだが、俺でもわかる未熟さ。本人はそんなつもりない…

毎年恒例

シティボーイズ PRESENTS オペレッタ「ロータスとピエーレ」を見に行く。ハコは天王洲 銀河劇場。出演、大竹まこと、きたろう、斉木しげる、中村有志、ピエール瀧。 相変わらずくだらなくておもしろい。今回は爆笑はないものの、平均点が高かった。目当ての…

天気が良ければ晴れだろう 天気が悪けりゃ雨だろう

本日もお笑い。我らの高田“笑”学校〜しょの30スペシャル〜第二夜 通常授業篇だ。玄人向けの笑いが続くぜ。 トップはハマカーン。初めて見る。一人が神田うのの弟らしいが、それはキャッチになるのだろうか。そもそも神田うのはキャッチなのか。彼女が芸能界…

テケテンテンテン

落語に行く。柳家小三治一門会。出演したのは柳家小三治、柳家小里ん、柳亭燕路、柳家三三。落語は随分前に、(確か)小朝の怪談を聴きに行ったくらい。 みんな滑稽噺でおもしろでした。爆笑とは違う、ふふふ、という笑い。よかよか。次は末広亭に行ってみな…

ふしぎな三にんぐみ

BLUE MAN GROUP in Tokyoを見に行く。噂や断片的な情報ばかり耳にしていて気になっていた。ついについにの来日公演。 ブルーマンは一言も喋らない。音と音楽のパフォーミング・アート。90分強だが、いやはや面白い。シニカルでシュールでコミカル。このユー…

今年の舞台

『キャバレー』 松尾スズキ演出。これは予想外によかった。朝日新聞だか何だかの劇評で「軽すぎる」的な事が書かれていたが、それがいいんじゃないか。安っぽいキャバレー、夢のキャバレー。

羊と狼

NODA MAP第13回公演『キル』観劇。作・演出、野田秀樹。出演、妻夫木聡、広末涼子、勝村政信、高田聖子、山田まりや、村岡希美、市川しんぺー、中山祐一朗、小林勝也、高橋惠子、野田秀樹。衣装はひびのこづえ。再々演である。再演の『キル』が、俺が初めて…

人が鬼となる

ゲキ×シネ『朧の森に棲む鬼』鑑賞。作・中島かずき。演出・いのうえひでのり。出演、市川染五郎、阿部サダヲ、秋山菜津子、真木よう子、高田聖子、粟根まこと、小須田康人、田山涼成、そして古田新太。 チケットは買ってあったが、なかなか時間が合わず、今…

人生の全てがここにある

いいミュージカルの感想を書く時、「タモリ」という言葉を使う人は多いと思う。勿論、「タモさん」の「タモリ」である。 タモリがミュージカル嫌いである事は(何故か)周知の事実。よく「笑っていいとも!」のテレホンショッキングにミュージカルの宣伝で出…

不思議の国に迷いし心地

七月大歌舞伎『NINAGAWA十二夜』を見に行く。歌舞伎座は野田版『砥辰の討たれ』以来だから2年振りか。異様にいい席でちょっとびびる。 原作は勿論、ウィリアム・シェイクスピア。演出は、これも当然、蜷川幸雄。出演は尾上菊之助、中村時蔵、中村翫雀、中村…

ぬぁりこまやっ!

くそ忙しいが、何とかやりくりしてコクーン歌舞伎『三人吉三』を見に行く。中村勘三郎の歌舞伎、特にコクーン歌舞伎と平成中村座は何としても見たい。 開演5分前に滑り込むと、売店で演出の串田和美が新刊にサインを書いていた。開演直前で空いていたので、…

パッ! 出たぁ!!

昨夜、「我らの高田笑学校 しょの28 第二夜」へ行った。高田文夫プロデュースのお笑いイベントで、今回は2日にわけての開催。第一夜では立川志らくや立川談春などの落語。第二夜は通常の漫才を中心としたお笑い。出演者は、U字工事、清水ミチコ、ますだおか…

雁首クラブ

シティボーイズミックスPRESENT『モーゴの人々』を見に行く。場所は天王洲アイル銀河劇場。ここって銀河劇場って名前だっけ? 大竹まこと、きたろう、斉木しげる以外に、中村有志、大森博史、ムロツヨシが出演。 感想を書こうと思うが、何を書けばいいのやら…

超特Qという名のお笑いスーパーエクスプレス

ユリオカ超特Q単独ライブ『Q展』に行く。ハコは渋谷にあるシアターD。100人入れば満員で、9割入っていたかな。パイプイスどころか丸イスだったので、ケツが痛くなった。 ユリオカは爆笑オンエアバトルで一、二度見た事あるくらいで、それほど興味があったわ…

ずっと誰かと一緒にいた気がする

ラーメンズ第16回本公演『TEXT』を見に行く。ラーメンズ本公演は絶対に見たいのだが、今回は特にハコがグローブ座なのでその思いが強かった。唯一見に行きたいと思うハコがグローブ座である。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの『テンペスト』以来なの…

1000円

舞台研修所に行っている、大学からの友人のアトリエ公演に行く。学生(ではないが)演劇は4、5年振りである。学生演劇は1500円(以上)もする割には内容はお粗末なものが多いので行かなくなってしまったのだ。実は、今回もちょっと不安だった。ハコは40人入…

人間こそが神の奇跡

蜷川幸雄演出『ひばり』を見に行く。原作はジャン・アヌイ。ひばりは美空ひばりかと思ったが、鳥のひばりだった。何でこんな的外れな勘違いをしたかというと、上司が連れにドタキャンされたので急遽リザーバーとして俺が抜擢されたのだ。 これまでこの戯曲は…

fair is foul, and foul is fair

ゲキ×シネ『メタルマクベス』を見に行く。ゲキシネというのは「演劇」と「映画」の融合! ……要は映画のスクリーンで演劇を見るという事。やっぱり演劇はライブじゃないとなぁ、と思っていたがいやはや、どうしてどうして。 劇団☆新感線の2006年の作品。タイ…

古本屋の夜

向井透史×坪内祐三トークショーに行く。場所は東京古書会館。初めて行ったけど、キレイでした。 内容は向井さんの著書『早稲田古本屋街』の内容、というか早稲田の古本屋について。向井さんはまだしも、坪内さんが、まーよく知っている事。知っているという…

ぽつねん、と佇む

小林賢太郎ソロコントライブ『POTSUNEN』『○ ~maru~』のDVDを見る。 賢太郎さんの個性が強く現れている。ラーメンズではできない事をしている。たとえば映像を使うとか。計算されているとはいえ、ラーメンズは片桐仁との共同作業で、ライブで、二人でやるか…

爆笑の夜

昨夜、「我らの高田笑学校 しょの27」へ行った。場所は紀伊國屋サザンシアター。 高田文夫がプロデュースしているお笑いイベント。旬な芸人も出れば、見た事も聞いた事もない芸人も出る。立川談志も出た事あるし、ツービートがシークレットで出た事もある。…