不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

cinema

二月二三日、wifi、東京オリンピック

家で使っているBuffaloのwifi無線ルーターの調子が悪くて、古いしそろそろ買い替えかなと今朝もいろいろ対応しているうちに衝撃的な事実に行き着いた。結論から言うと、この無線ルーター使う必要なかった。契約している会社からレンタルしているユニットがwi…

一月二一日、偶然

カミさんが自室で仕事をしているので俺は居間で映画、今日見ておくかなとNetflixで『RGB 最強の85才』を見始めたらワンシーンだけだがバイデンが登場したのでちょっと驚く。続いて同じくNetflixで『Ryuichi Sakamoto: CODA』を見て、終わった後で坂本龍一が…

一〇月二〇日、スパイの妻

十二時間くらい寝る、起きても頭痛なく、ただまだだるさあり。昼飯(またもや立ち食い寿司)を喰ったら仕事へ行くカミさんを見送り、ひとり吉祥寺プラザへ。いまだネット予約も座席指定もない場末の映画館である本館は大変好きだけどさすがに先は短いのでは…

TENET テネット/昨日、明日のお前に会う

立川シネマシティでの鑑賞で、極上爆音上映と銘打たれていたわけではないが、音響がえらくよくてスタートの銃撃音、爆発音からこちらにビシビシと響いてくるのが心地よく、劇伴はメッチャうるさかったが、まぁそれだけでも見た甲斐がある気すらしたわけだが…

九月一七日、新聞記者

電車に乗ったり、昼飯喰ったり、珈琲豆買ったり、古本屋をのぞいたりしている時も、iPhoneで電話をしたり、メールをしたり、資料を確認したり、その件で打ち合わせたりしていた。片手で持っているスマートフォンだけでそれくらいの事はできるのだから、なる…

九月一六日、口座、MMFR

終電では帰れなかった、ずいぶん飛ばすタクシーで家に着いて、シャワーを浴びて床についたのが午前四時前で起きたのが十二時前、たっぷり寝た。修羅場明けのタンメンを喰ってから、例のドコモコウザの件が発覚後に各口座のチェックをしていなかったのでいく…

八月二九日、病気

相変わらず喧しいTwitterを眺めていたら、「ボーズマンが……」という呟きが流れてきて、俺が知っているボーズマンは一人だけでそれを言っているのはデマや飛ばしは言わない人なのでまさかと思い検索したら、あのチャドウィック・ボーズマンの訃報があって驚い…

BTTFの思い出

金曜ロードショーが『バック・トゥ・ザ ・フューチャー』のシリーズ三部作を三週続けて放送しているそうで、映画好きの多いTwitterのTLはその時間になると賑やかになっている。ご多分に漏れず俺もこのシリーズは好きなのだが、最後に見たのはいつだろう忘れ…

六月二二日、映画、ドラマ

雨が強いし風もあるしカミさん仕事抱えているしで、今日は一日家で過ごす。本もいいけど映画にしようと、Amazon prime video(以下全て)で『聖なる鹿殺し』を見る、「キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」というどう考えてもなくていい副題があるの…

六月六日、映画館、ゾンビ

昼飯(アンチョビとキャベツのペペロンチーノ)を食べてからぶらぶらと外出、暑い。街はマスクだらけの人で賑わっている、俺もその一員。今日は映画である。調べてみたら最後に見たのは二月二十九日の『ミッド・サマー』、三ヶ月以上ぶりだ。ここ数年は本数…

二〇二〇年五月六日、トップガン、12人の優しい日本人、カレー、一ヵ月、日記

買い忘れたものがあったので午前中にもう出かけて、スーパー近くの回転寿司屋がやっていて人がいなければ早めの昼飯をと思って覗いてみたらガラガラだったので入店。どうも持ち帰りの人が多いようだ、店内はカウンターでもボックス席でも一席ずつ空けて、回…

五月三日、バーフバリ、ブレードランナー、スペンサー

春の連休恒例、炬燵布団脱皮の儀を執り行った。例年に比べ、暖かいを通り越して暑いくらいの天気なので猫も動揺せず、終わるや伸びて寝ていた。掃除機をかけて、その勢いでトイレと風呂の掃除をして、人間の服など洗濯して、猫の布団や毛布を洗濯して、この…

休日派夏祭日記

Twitterのアプリをホーム画面からフォルダの奥の方へ移動してみると、いつもiPhoneを触るたびに手癖で開いていた事がわかった、やはり見過ぎなのだろうこれで少しは回数が減るはず、消すまで至らないのが俺の弱さ。今日もたとえば台湾での新型コロナ対策の記…

休日派戦争映画日記

午前3時過ぎに家に着いて寝たのは4時前で、起きたのは10時半、もう少し寝るつもりが仕事の連絡があったので対応しそのまま起きる。身体はだるいが徹夜時ほどでなし。カフェラテ飲んで、しばしぼんやりしてから外出。つけ麺を喰ってから、『1917 命をかけた伝…

御御御付

『聯合艦隊司令長官 山本五十六』という映画を見た事があるが主演が役所広司だった事以外はほとんど覚えていない。そんな作品で唯一強く覚えているのは山本一家が食卓で夕飯を取るシーンで、確か息子がおかずを食べようと箸を伸ばしたら五十六が「まずおみお…

休日派アイリッシュマン日記

Netflixでの配信前に『アイリッシュマン』が劇場公開される、他のいくつかの作品も劇場公開が決まっているそうで、新しい形といえば新しい形の興行と言える。配信作品は「映画」かという議論はNetflixが流行だしてから喧しくなって、いまどういう状況にある…

休日派物件探し日記

昼過ぎ、一件よさげな物件があったので不動産屋に行ったら目当のそれはもう募集が終わっており、改めて他の物件を探してもらったらこれもまたよさげだったので二件ほど内見をして、内一件がかなりよいので最終的に契約するかどうかはもう少し後で判断できる…

休日派映画の話だけ日記

昼過ぎ、久し振りにバルト9へ行く。ネット予約をしたチケット発券は上のロビーでやるつもりでいて、暗証番号入れて進めていたらどうもエラーになる、おかしい、と思っていたら近くで「ネット予約で発券の方はカウンターにお並びください」と言っている館員が…

二度見に行った映画

数日前に「劇場に二度見に行った映画は『ダークナイト』と『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』と『地獄の黙示録 特別完全版』だけ」と書いたが肝心なものをうっかり忘れていた、『シン・ゴジラ』も二度劇場に行っている、DVDも買ったし配信で…

『ジョーカー』の感想補足

最初の殺人シーン、見ている時に何となく数えていて、だからあれ?と思ったのだが確信が持てなくて、今日ネットで同じ事を呟いている人を見かけてやっぱりそうだよねと思ったのは、アーサーが手にしたのはリボルバーで、という事は弾は六発しか入っていない…

ジョーカー/見えているものは見たいもの

「政治的な事に関心はない」とアーサーは言った、嘘ではない、本当だろう、確かに彼は政治のあれこれによって追い込まれていた、だが社会や政治に対して恨み節を言った事はなかった。彼はどこまでも自分の事にしか興味がなかった、それが教養があるかないか…

対比のこと/続々々・『OUATIH』の話

少しだけ『ユリイカ』を読んだのだが、蓮實重彦×入江哲朗の対談で『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の事を『ワンス・アポン』と略していて、これは二人が実際にそう呼んでいたのか、それとも各々別の呼び方をしていたのを編集部が統一したの…

クリフのことと二人のこと/続々・『OUATIH』の話

いまさら書くのもなんだが、この『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の一連の感想にはそのものズバリ露骨には書かないものの、展開やらいわゆるネタバレやらは書いていくので嫌な方は読まないでください、この作品に限らず見たいと思っている…

リックのこと/続・『OUATIH』の話

QT映画を思い返してみると、主人公(だけでなく登場人物のほぼ全て)が訳ありかバッドガイである。人間はその二種類しかいないんだ、というQTなりの人間観に思えるのだが実際どうなのかは知らない、『タランティーノ・バイ・タランティーノ』(ロッキング・…

休日派『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の感想日記

スーパーへの買い出し以外は引き籠り、読書の日。 それはともあれ、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の話である。クエンティン・タランティーノ(以下QT)の新作を見るたびにウヒョーと興奮冷めやらぬ事になって、それは『イングロリアス・…

天気

話題になっている『天気の子』だが、短いトレーラーを見ただけであまり情報を入れておらず、何でも天気を操る話のようで、そうなると非科学的であろうが雨男と言われ続けている俺としては少しばかり気になってくるのだが、しかしそれだけなのでまだ見る気に…

ゴールデン・リバー/俺たちの明日はそこ

ジェイク・ギレンホール好きのカミさんとホアキン・フェニックス好きの私となれば、いまスクリーンで見ておくべき映画があろうと久々にTOHOシネマズシャンテに出かける、予約はしなかったが平日なので問題なかった。原作『シスターズ・ブラザース』は出た時…

休日派予定外日記

一件よさげな物件があったので内見の申し込みをし、気軽に不動産屋へ行ったら、よい事なんだけど担当さんが気合いれて他にも探してくれて、全部で三件くらい見つかって(当初予定していた物件は行く前になしになった)、三件内見したら時間があっという間に…

「90年代のミニシアター系映画を見ていくのもよい」というのは90年代ゾンビの戯言か

あまり映画を見ない人から、「どれから見たらいいのか教えてください」と言われ、あれこれ好みや傾向を聞きつつ話していたら、いつの間にかスタンリー・キューブリック作品を激推ししていた、特に『シャイニング』、フェイバリットというわけでもないのに何…

クリード 炎の宿敵/俺の名字を言ってみろ

ヴィクター(フローリアン・ムンテアヌ)はあれだけの実力があるなら普通にボクサーとして頭角を現すだろうから、だったら姓を隠して戦い続け、ついにたどり着いたタイトルマッチで履いてきたボクサーパンツに記された「DRAGO」の文字と側にいる男イワン(ド…