不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

2018-08-02から1日間の記事一覧

原民喜 死と愛と孤独の肖像/繊細で過酷を生き抜いた

梯久美子『原民喜 死と愛と孤独の肖像』(岩波新書)。俺にとって名前しか知らなかった作家・詩人の原民喜が、読了後には何故か妙に近しい存在として感じてしまった。原爆投下前後が本書のクライマックスではあるのだが、俺はむしろその後の彼の姿、というよ…