高橋順子『夫・車谷長吉』(文藝春秋)。一枚の絵葉書から交わった私小説家と詩人の人生。ベタつきのない涼やかな、だけど思慕のある文体で、私小説家の正気と狂気とその狭間を書いている。「この世のみちづれにして下され」という殺し文句。結婚の絵葉書を…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。