昼過ぎ、一件よさげな物件があったので不動産屋に行ったら目当のそれはもう募集が終わっており、改めて他の物件を探してもらったらこれもまたよさげだったので二件ほど内見をして、内一件がかなりよいので最終的に契約するかどうかはもう少し後で判断できるから先に申し込んでおいた方がいいというアドバイスのもと申し込みをして本日やるべき事が終了したのは、夕方過ぎだった、疲れた。いいはいいのだが、本当にあの家でよかったのかというと、何だかわからないままで、悪いところがなかったのにちょっとまだ決めかねている、ここがどうというのがないのがタチが悪い、タチが悪いのはこちら。うーむ、どうしたものか。
てんやで夕飯を喰らって帰り、始まったばかりのラグビーW杯決勝戦イングランドvs南アフリカを見る。イングランドの攻撃もすばらしかったが、鉄壁の南アがじわじわ点差を開き、相手が焦った隙に一気に攻めるスタイルで勝利、見事すぎる。いやはや、まさかラグビーをこれほど楽しめる時が来るとは思わなかった。
Netflixで『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』を見る。劇場で見たかったのだがあっという間に終わってしまった、そんなにひどいのかと思ったが、見てみたらそんなにひどいか？と思える快作である。黒幕が一目でわかる、何故彼が選ばれたのかわからない、クライマックスで盛り上がらない、最後には愛というリュック・ベッソンの短絡さといった短所はあるけれど、昨今珍しいほどメッセージもメタファーもなく、ストレートに楽しいだけを追求する明るさは見ていて心地よいし、何より主演二人がキュートでカッコ良いから（特にカーラ・デルヴィーニュ）ずっと見ていたくなった。いわゆる「男女の恋愛」ではあるが、二人ともどこか中性的で、男らしさ女らしさというものから遠く離れて軽快にステップを踏んでいるような様は楽しい事この上なし。会社の屋台骨が傾くほどひどいとは到底思えないのだが。
今日はだいぶ疲れた。よく眠れそう。
