不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派ダークナイト日記

 今日は涼しい、このまま気温が下がっていくかというとそうではなくてまた上がるそうで、寒暖差にもう疲れた、台風も来ているとか。早くキリッとした寒い日になってほしい、コートを羽織りたい。今日は長袖Tシャツ、曇天模様に真っ赤なロングTシャツ、それを着て食べに行くのは沖縄そば、久し振り。喫茶店ロイヤルミルクティーを飲んで、古本屋本屋スーパーコンビニに寄りながら帰宅。

 一時間ほど転寝してから、Netflixで『ダークナイト』を、夕飯(豚チリ)を挟んで、少し飛ばしながら見る。もちろん昨夜『ジョーカー』を見たからで、感想を書き始めたがうまくいかず、かといって何だか喧しいネットの感想を見廻るのも何なので、違うジョーカーを見直してみようと選んだ。あまり同じ作品を映画館に見に行く事はしないのだが、どうしてももう一回見たいと行ったのは『ダークナイト』と『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』くらいである、『地獄の黙示録 特別完全版』も二度行ったけどあれは長すぎて途中で寝たから。

 公開当時は傑作だ完璧だと騒いで、DVDで見直した時は失敗したところ退屈なところもあるなと冷静になり、今回久方振りに見ると、うん、よくできている、すばらしいと思った。本作以前と以後で明らかに映画の悪役の概念ないしは作品における善悪問答が変わったはずだ。十年以上経った現在もそうなのかという問いかけへ『ジョーカー』が答えた、わけでは全然ない。善悪や社会・政治の物語ではあるけれど、ジョーカーというのはどこまでも個だと思う。作品や解釈が違っていたとしてもジョーカーという存在が世界において異端で、フリークである事に変わりはない。個ではあるけれど、個のままではチンケな存在であり、だからヒース・ジョーカーは”you complete me”とバットマンに言ったけれど、ホアキン・ジョーカーがバットマンと対峙したらどうなるのか、というところはとても気になる。

 日中暑くても朝夕は涼しい、夜の散歩ができる季節になってきた、軽く歩く。帰ってから入浴、日記書き、読書、寝る。来週中盤くらいからまた忙しくなりそう。