夕刻、渋谷クラブクアトロへ向かう、下階のブックオフの終わりかけの時に行って廃墟のような様が楽しかったが、その後なにが入ったか知らなかった（あるいは知ったが忘れた）、GUだった。ブックファースト、HMVの後に入ったのもファストファッションだったから、渋谷は文化からファストファッションへ移行している土地なのかと思ったが、ブックオフもファストといえばファストなものなので、同じようなものかと考え直した。GUも流行っているようには見えなかった。
毎年恒例、吾妻光良 & The Swinging Boppersのライブ。新譜からの楽曲中心のセットリストで、おとなしいとはちょっと違うが、聞かせるライブだった、もちろん盛り上がる瞬間は多々あり。テレキャスターとマンドリンが合体したギターなんて初めて見た、相変わらず楽しそうに弾く、それだけでこちらもニンマリ。ゲストは人見元基氏で、俺は吾妻さんのライブでしか知らなくて歌い方からハードロック畑のシンガーなのだとは思っていたが、今回改めて調べたらすっごい評価されている人で、しかしいまは某高校で英語教師をやっているとの事、だから吾妻さんが英語を間違った時に盛大にずっこけていたのか。あんなバケモンのような歌唱力を持った英語教師、さぞかし文化祭や合唱コンクールなどで活躍している事だろう。
新譜発売直後だからか、いつもよりも観客が多かった気がする。毎年このライブですれ違う夫妻が今年も来ているかなと少し探したが見当たらず、そもそも来ているかどうか知らないのだからメールすればよかったのだが。ここを読んでいるかどうかも知らないが、読んでいて気が向いたらメールでもください。
