不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

ヤッてくれ、稼いでくれ

 朝、電車の網棚に弁当を置いて座っていたらまんまと忘れてしまい、失意の中で仕事を開始、腹が減ってきたお昼ごろにまた忘れた事を思い出してぐったりしているところに飛び込んできたナンバーガール再結成の一報に、テンションが上がったり下がったりで疲れた。ナンバーガールNUMBER GIRL、実は活動期にはそれほど聞いておらず、何てかっこいいんだと気付いたのはラストライブ盤である『サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態』なので、好きになったのはだいぶ遅いのだが、遅いからといって再結成を喜んではいけないわけではない、むしろ見られなかったのだからより喜びたい。何回かやるらしいので、何とかしてチケットをもぎ取りたい。MCを暗記するほど聞いたこの曲に何度打ち震えただろう。ところで、俺の弁当箱はどこへ行ってしまったのだろう。方々に問い合わせているが、まだ見つかっていない。沿線からどこへ。俺の豚トロよ。豚トロはどこへ消えた? ベストセラー間違いなし。そんな事よりせめて弁当箱だけ見つけたい、あとスヌーピーの袋。

歴史というものは大変素晴らしいもので、終わる歴史もあれば続いていく歴史がありますね。
そういった札幌の、私の影響を受けておるバンドの人たちはずーとこう歴史が続いていっておるわけですね。
その分、こう、重さを、作品に表しておるわけですね。そういう表現、歴史から派生する表現をされている方々です。
私もそういった、自分の、その心の奥底から湧き出る、自分の歴史、自分の思想、色んなものを全部ひっくるめて、こういったロックンロールにあらわしたいと思って、そしてそういった先人たち、この札幌の、素晴らしいバンドたちのように、なれればよいなと思ってやってまいました。
まぁ少なからず、少しだけは、あの、近づけたのではないか、と 私は誇りに思っております。
こういった、あの、まあ、この1995年夏からの我々の自力を信じてやってきた、このNumber Girlの歴史をいまここに終了する。
福岡市博多区からまいりました Number Girlです。
――ドラムス アヒト・イナザワ


NUMBER GIRL - OMOIDE IN MY HEAD (last live, last song)