何経由かは忘れたが、巷で話題なのかどうかもよく知らないけど、『ゆるキャン△』、△がつくのが正式名称らしい、の無料公開されている数話を読んだらこれがなかなかおもしろかったので、電子書籍で既刊全てを買った、読んだ、やはりおもしろい。作者の名前はあfろ。ネット発の漫画家が増えて、不思議な、一見没個性にすら思える個性的な名前が増えた気がする、他に誰か思い浮かばないのだが。
かわいい絵で、これは萌え絵になるのか、まぁそれは知らんが、女子高生がその名の通りゆるゆるとキャンプをするだけの漫画だが、デフォルトされている部分と書き込んでいる部分の緩急がうまい、それは風景でよくわかる。読んでいて確かにキャンプに行きたくなる、流行るのもわかる。キャンプパートはゆるく描かれているだけで、準備や危険性などもきちんと描いているのがいい。移動のシーンもいい。原付バイクに乗りたくなる。簡単な男なのだ、単純なのだ、俺は。
何より、キャラが立っていていいのもあるが、それぞれがしっかり自立している、自立というと大げさだが、友人などに寄りかからない、助け合うけど自分の足で立っている、甘えていない、そこがいい。今後も読んでいく。
- 作者: あfろ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: Kindle版
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ゆるキャン△ (7) (まんがタイムKR フォワードコミックス)
- 作者: あfろ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2018/10/11
- メディア: コミック
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