不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

二〇一六年極私的良作映画十選

 見た順です。今年は見逃した作品がかなり多かったけれど(ここ数年で見た本数が一番少ない)、質としては豊作だった気がして、どれもこれもお気に入りだからかなり迷った。不安定な世界の不安定な私たちに守るべきものや帰る場所を様々な形で囁いてくれたり、現実を虚構でぶっちぎってくれたりした映画たちだった。
 最後に、惜しくも十選には入らなかったものの今年見た映画の、もしかしたら映画史上屈指と言ってもよいかもしれないプロボーズを置いておきます。