不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

マッチョ・ドラゴン降臨

 ユリオカ超特Q 90分ノンストップ漫談 単独ライブ「第5回 Q展」を見に行く。昨日書いた、上司に誘われたお笑いライブがこれ。渋いというか、マイナーというか。2年前は100人入るくらいの小さなハコだったが、今回は北沢タウンホール。300席近くあり、ほぼ満員だった。
 前半は時事ネタをテンポよく繰り出す。時々カンペを見ながらだが、流暢につないでいくのはさすが。おもしろいおもしろい。小向美奈子のストリップとか、石原真理子の映画とか、ネタになりそうなものをちゃんと現場に行ってチェックしているのはいい。簡単だけど、それだけで笑いの力が増すものだ。
 いつものプロレスネタは、先日参加した「武藤祭」の話。*1
「プロレスファンって、頭がよすぎてバカなんですね。藤波辰爾のコスプレをしたんですけど、僕が藤波のコスプレをしているとわかっているのに、僕を藤波として見るんです。武藤選手にドラゴン・スープレックスをかけようとしたら盛り上がる。投げられるわけないでしょ。ドラゴン・スリーパーの態勢になれば『オ・ト・セ!』コール。落とすどころか支えるので精一杯ですよ」(超意訳)
 超笑顔で話していた。いい話。
 濃いハゲネタをたっぷりやり、ラストは「例のとっておきのあれ(おまじない)」で〆。たっぷり。
 エンディングトーク中、突然流れてきたのは“マッチョ・ドラゴン”。なんじゃ、と袖からひょっこり現れたのはコンニャ……もといドラゴン藤波ッ! おおッ! 凄いんだか凄くないんだかわからんサプライズゲスト。一部、プオタと思しき連中が「ドラゴン」コール。中にいた一人は「ワールド・プロレスリング」のTシャツ着てた。なんか違わない?
 なんやかんやとトークして、なんでか飛龍革命を再現する事に。しかも、藤波が猪木役でユリオカが藤波役。してどうする、という突っ込みは置いておいて。ここで猪木役の藤波が、藤波役のユリオカ(ややこしい)の頬をはるのだが、「ペチン」程度のビンタだった。アンタ、そこはちょい強めにいかんと駄目じゃないの。ユリオカだって「やっちゃってください」言うてたのに。ある意味、さすが藤波だ。
 おもしろかった。満足。ライブはいいねぇ。